2022/06/18

ZIPPOから揺れる炎のフリント式ガスライターユニット『Yellow Flame Butane Insert』が登場

 ZIPPO(ジッポー)から新しいガスライターのインサイドユニット「Yellow Flame Butane Insert」が出ていました。

ZIPPOのオイルライターをガスライターや充電式ライター化するユニットは以前から存在し、2019年にはついにZIPPO社純正のユニットも登場するに至りましたが、これらは電子着火のターボライター、または充電式のアークライターでした。そのため、実用的ではあるものの、火が揺らめくオイルライターのような趣があるとはいえず、一部のファンにとっては物足りないものと言えました。

新作ユニットの「Yellow Flame Butane Insert」は、ヤスリ付きのホイールを回して発火石から火花を発生させ、同時に噴出させたガスに着火する一般的なフリント式ガスライターです。着火状態を維持するにはボタンを押したままにする必要がありますが、それ以外は元のオイルライターユニットに近い操作感が得られ、揺らめく黄色の火が出ることもあり、元のオイルライターファンにも受け入れやすいものとなりそうです。【追記:フリント式もすでにありますが、リッドの動作でガスを出す(蓋を開けたらガスが出続ける)タイプです】もちろんZIPPO特有の開閉音も再現されます。

ユニット本体は金属製で、「スリム」と「1935レプリカ」以外のすべてのZIPPOオイルライターに使用できます。

燃料のブタンガスはユニット底部から注入します。充填量は0.9gで、着火回数は5秒間の着火で125回。火の温度は760度。フリントに関しては純正のオイルライター用が利用でき、交換方法もオイルライターと同じです。

価格は19.95ドル。ZIPPO社の保証期間は2年となっています。早めに国内入荷して欲しいですね。

[ZIPPO(Yellow Flame Butane Insert)]

↓オイルライターの新作として、ソリッドカッパーモデルが再登場。ありそうでなかったブラックコーティングのインサイドユニットが付いており、こちらも注目。

[ZIPPO(Classic Solid Copper)]

※記事作成時、ご紹介の製品は国内入荷なし