【追記:(2020年12月)並行品、正規品が国内入荷中】
【追記:(2022年6月)フリントを使用するタイプも出ました[ZIPPOから揺れる炎のフリント式ガスライターユニット『Yellow Flame Butane Insert』が登場]】
「Butane Lighter Insert」と「Arc Lighter Insert」は、一般的なジッポーのケースに対応した新しいインサイドユニットです。これを従来のオイルライターユニットと交換することで、お手持ちのジッポーをガスライター(ターボライター)、またはUSB充電式ライターに変更することができます。同タイプの製品はすでにサードパーティから出ていますが、こちらはZippo純正の新製品です。
すべての通常サイズのジッポーケースに対応しますが、スリムと1935レプリカのケースには対応していません。また、ジッポー社による保証は2年間となっています。【追記:アーマーケースに入れると蓋が閉まりきらないことがあるようです。そのため、海外公式ではアーマーも非対応と明記されるようになっていました。】
●「Butane Lighter Insert」は、火の噴出がシングルのタイプとダブルタイプの2種があります。
どちらも底面からブタンガスを注入し、炎の大きさも底面のダイヤルをペーパークリップや適合する硬貨(あるいはマイナスドライバー)で回すことで調整できます。ガスの充填量は0.9グラムで、一度の満充電でシングルは100回、ダブルは60回ほどの着火(5秒)ができるようです。炎の温度は最大で1260℃となっています。
価格はシングルが14.95ドル、ダブルが16.95ドルです。
●「Arc Lighter Insert」はUSB充電が可能なアーク放電タイプです。極は4つあり、プラズマは"X"に出ます。
充電は底部のマイクロUSBポートから行うことができ、ポートのそばにはバッテリーの状態を示すインジケーターランプも付いています。バッテリーは300回程度までの充電が可能です。満充電までの時間は約1時間で、着火(5秒)の回数は40回ほど。
着火はボタンをダブルタップする方式となっており、ポケットやバッグ内での不慮の着火を抑止する仕様です。また、10秒間の連続使用で自動オフになります。
充電ケーブルが付属し、価格は21.95ドル。こちらは記事作成時、米国でも発売前となっています。
しまい込んだ愛用Zippoをガスライター/アークライター化して復帰させたいという需要はある程度見込みがありますし、純正で内部ユニットのみを新製品として発売するのは正しい戦略かもしれませんね(いずれケース付きも出そうですが)。
ジッポーのガスライター「BLU」が発売されて12年、製造終了となってからは約3年、出て然るべきものがやっと出たかって感じっすねぇ。
[ZIPPO]
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