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Self Reliance Outfittersより |
Garberg Grand
モーラナイフ(MoraKniv)の定番フルタングナイフ「Garberg(ガーバーグ)」の刃渡りを長くした新モデル「Garberg Grand(ガーバーグ グランド)」が登場しています。
これは米国のサバイバル・ブッシュクラフト技術スクール「The Pathfinder School」の創設者 Dave Canterbury 氏と共同で製造された製品で、現在のところ、スクール直営のオンラインショップ「Self Reliance Outfitters」でのみ販売されています。(9月24日発売分は瞬時に売り切れ)
通常の「ガーバーグ」の刃長は109ミリですが、「グランド」ではCanterbury氏のアドバイスにより、147ミリ(5.7インチ)に延長されています。氏によると、米国東部の森林地帯でのサバイバル状況下では、最大4インチ(約100ミリ)程度の太さの木をバトニングする場合が多く、その際、5インチブレードがあれば、木から1インチ飛び出た刃先をバトンで叩き、スムーズに割ることができることから、氏は長らく5インチブレードを推奨していたようです。
鋼材はカーボン、またはステンレスが選択でき、刃厚は通常版と同じく3.2ミリ。もちろん刃はスカンジグラインド、スパイン(背)はフェロロッドの火花を飛ばせます。全長は不明ですが、刃長(147ミリ)から考えて262ミリ程度と思われます。
ハンドルはポリプロピレン製で、通常版にはないブラウンカラーです。
また、シースはブラウンカラーのレザーが使用されていますが、樹脂製のインナーが入っています。
価格はカーボンモデルが179.99ドル、ステンレスモデルは169.99ドル。
本品の初回販売分は200本ほどで、Self Reliance Outfittersでの販売開始から数分で完売。数回入荷予定があるようですが、プレオーダー分もすでに完売しているようです。数量限定なのか、Self Reliance Outfittersのみでの販売なのかなど不明瞭ですが、いずれ一部仕様を変えて(ハンドルカラーなど)、モーラナイフでのレギュラー製品化も期待できるかもしれませんね。
【追記】すでにMora公式インスタグラムがそれっぽいアナウンスを出していましたね。レギュラーバージョンがもうすぐ出そうです。[Morakniv公式インスタグラム]
【追記2】モーラからも発売されました。見る限り、仕様はPathfinder直売と同じようです。また、Moraの製品ページによると、炭素鋼モデルは鋼材にドイツのC100S(ブラックDLCコート)を使用し、硬度57.5HRC。ステンレスモデルはスウェーデン製の14C28Nを使用し、58HRCとなっています。
[Self Reliance Outfitters(Garberg Grand - Carbon Steel )]
[Self Reliance Outfitters(Garberg Grand - Stainless Steel )]
[Morakniv(Big, Bigger, Garberg Grand.)]
[UPI ONLINE STORE(モーラナイフ ガーバーグ スタンダード (S))]※参考
※ご紹介の製品は国内入荷無し
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