2023/09/25

ZIPPOから新製品 あなたのジッポーをビットドライバー化する『Bit Safe』|公式がついにライター以外のインサイドユニットを出す

ZIPPOより

ZIPPO(ジッポー)が新製品として、ドライバーになるインサイドユニット『Bit Safe Lighter Insert』を発売しています。

「Bit Safe」は、お馴染みジッポーライターのケースを利用するビット交換式のドライバーです。ライターユニットの代わりにこの製品を入れれば、手持ちのジッポーを携帯しやすいドライバーに変えることができます。ライターユニット同様、リッド(蓋)を押さえるカムが付いているため、特有の音を楽しめそうです。

ただしドライバーとしては、ケースを付けたままだとリッドが邪魔になりそうなので、使用時には外したほうがいいのかもしれません。単にドライバービットのストレージケースとしても利用できそうです。

ビットは一般的な1/4インチ(6.35ミリ)サイズで、製品にはプラスドライバー2サイズ(#1、#2)、マイナスドライバー、T6トルクスの計4ビットが付属します。ライターユニットにおけるチムニーに当たる部分が使用ビットのホルダーになっており、ビットはマグネットで保持されます。残りのビットはボディ内のストレージに格納しておけます。

価格は15.95ドル。中国製。スリム、1935レプリカ、アーマーが非対応のケースとなるのでご注意ください。

ちなみに、ジッポーケースを別の用途に流用するアイデアは以前からあり、ミントケース化する「tab-dock」や、最近ではビットストレージ化するための3Dプリンター出力品などが存在しています。しかし、本作はサードパーティではなく公式の製品であり、ようやくZIPPO自身が、ジッポーをライター以外に利用するというアイデアに目を向けたと言えそうです。

これからさらなる新作が出るかは不明ですが、ここは様々な機能を持ったインサイドユニットの登場を期待したいところ。個人的には、低出力のLEDライト/ランタンや、使い捨ての安価なガスライターユニット(結局ライターかいな)などがあるといいなと思っています。なににせよ、引き出しにしまわれたジッポーに再び光が当たる日が来るかもしれません。

[ZIPPO(Bit Safe Lighter Insert)]

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※記事作成時、国内入荷なし