Gerber(ガーバー)の今年の新作として、既にご紹介した注目作「Dual-Force」の他にも、マルチツールがいくつか登場します。
Stake Out
Gerber(Stake out)より |
フック以外の折りたたみツールはいずれも刃物類で、直刃ナイフ、キリ、のこぎり、ハサミの4つ。キリはフェロロッドのストライカーとしても使えます。
ハンドル側には、ルーラーとやすりが組み込まれており、さらにピンセットが収納されています。
ハンドル後部はカラビナ(兼栓抜き)になっており、ベルトループやバックパックに簡単にクリップできます。
全長はクローズ状態で114.3ミリ。メインブレードの刃長は55.88ミリ。重量94グラム。
カラバリはシルバー、グラファイト、ブロンズの3種で、価格は各色55ドル。
Center-Drive Rescue
Gerber(Center-Drive Rescue)より |
「Center-Drive Rescue」は、軸と本体中心線を合わせることで使いやすいドライバーを実現したマルチプライヤー、「Center-Drive」のバリエーションです。「Resucue」の名が示唆していますが、通常型でメインブレードとなっている部分が、こちらではシートベルトカッターとなっています。
その他の機能は通常型とほぼ同じですが、フルセレーションブレードはハーフセレーションに変更され、無くなったメインブレード機能を補っています。
本体のドライバービットとは別に、六角棒レンチ、トルクス、スクエアを含む12個のドライバービットセットが付属。また、ナイロンシースは、MOLLE対応のものと、Berry-Compliantのものが選べるようです。(Berry-Compliantとは、米国防総省が純国産の食料や布製品などを調達することを定めた修正案に基づき、素材や製造がすべて米国内のものであることを示しています。という認識であっていると思いマス)
価格はMOLLE対応シース付きが140ドル、Berry準拠シース付きが150ドル。
Chonk
Gerber(Chonk)より |
「Chonk」はワンピース/一枚板タイプのシンプルなマルチツールです。別体パーツとなるグリップパネルとポケットクリップが付いています。
この種のツールは同ブランドでもすでに「Shard」と「Mullet」の2種がありますが、これらがキーチェーンサイズであるのに対して、「Chonk」は全長約100ミリと若干大きく、やや複雑で独立性の高いモデルとなっています(ただしキーリングホールもあり)。
機能はこじりバー兼釘抜き、マイナスドライバー大・小、栓抜き、というシンプルな構成。クリップはディープキャリータイプです。
グリップ材はマイカルタとアルミが選択でき、両者でレーザーエッチングによる装飾パターンが異なっています。価格は各種25ドル。
[GERBER(Spring Collection )]
※記事作成時、ご紹介の製品は国内未入荷