2020/03/28

Tortoise Gear 新作ファイヤースターター『FireAnt』またナイスなアイデアです

ビクトリノックスのスイスアーミーナイフ(SAK)に着火機能を付加する「Firefly」を生み出したTortoise Gearが、新作「FireAnt」をローンチしています。


前作の「Firefly」は、ビクトリノックスの樹脂ハンドルモデルに収納される爪楊枝の代わりとして、同サイズのフェロセリウムロッドを収納するというアイデアが光るアイテムでした。

新作の「FireAnt」は、コルクスクリューに巻き込むように一体化するフェロロッドで、多くの(最近の)コルクスクリュー付きSAKに対応しています。収納のアイデアとしては、ビクトリノックス純正の「替えメガネドライバー」と同様です。「Firefly」と同様に1g未満の軽量さでSAKに一体化し、重さやスペースを増やすことなく(そして爪楊枝を外すことなく)携行できます。

フェロセリウムロッドはFireflyで使用されたものと同じく、火花が出やすく、硬度が低いおかげでツールを傷めにくく、腐食しにくい特別仕様となっています。また、ロッド表面はグリップに近い色の耐食性のコーティングが施されています。
ストライカーにはSAKのツールを利用しますが、なかでもノコギリ、やすり、キリ、ハサミなどが使いやすいようです。

グリップカラーはブルー、オレンジ、黄緑の3色が選べ、すべて蓄光素材となっています。蓄光と目立つカラー、さらに光を反射するグリップデザインが加わり、「FireAnt」やこれを収納したSAKを落としてしまっても、発見しやすくなっています。

パッケージには防水性のある高性能な火口「Helix Tinder」も付属します。押出成形のワックスコットンで作られており、「FireAnt」とともにスクリューに収まるように整形されています。カラーはすべてオレンジです。
1つの「Helix Tinder」を一度に燃やした場合、最大で2分ほど燃焼します。カットも簡単で、4つに分割すれば、1ピース1分ほど燃焼するようです。



「FireAnt」はキックスターターにてすでに多くの支援を集め、24ドル以上の支援でカスタムカラーの「FireAnt」が無料でもらえるストレッチゴールを達成しています。記事作成時、12USドルからの支援で「FireAnt」と「Helix Tinder」それぞれ3個のセットを入手可能でした。

[Tortoise Gear]
[FireAnt - Accessorize your Swiss Army Knife with Fire!(KICKSTARTER)]