2020/03/30

ベルロイ新作 10年間の集大成『Apex コレクション』

2020年で10周年を迎えたベルロイが新しいコレクション「Apex」を発売しています。

https://bellroy.com/collection/apex より
「Apex コレクション」は2種のレザーウォレット「Apex Slim Sleeve」「Apex Passport Cover」、さらにベルロイのバックパックのフラッグシップと言える「Apex Backpack」で構成されています。

Apex Slim Sleeve

ベルロイの代表的なカードウォレット「Slim Sleeve」をベースとした「Apex Slim Sleeve」。
収納スペースの基本構成は同じで、二つ折りの本体を開くと左右に縦横のカードスロットが現れます。片側のスロットの一つにはプルタブが付いており、引っ張れば中のカードをスムーズに取り出せます。また、内蔵のマグネットで折り畳んだ状態を保持できます。紙幣の専用スペースはありませんが、二つ折りにすればカードスロットに収まります。
特徴は、あらかじめ成形した皮革パーツを熱接着で組み立てている点です。立体的なフォルムなので最初からカードがフィットし、おそらく大量のカードを無理に入れない限り、形が崩れません。また、ステッチレスなので非常にすっきりとした見た目になっています。

カラーはオニキス、またはタンです。両方とも、内側にはアクセントとなるタンジェロカラーがあしらわれています。
カード収容数は6~8枚ほど。RFIDに対応。素材は環境認定エコレザー。
価格は各色17300円税込

Apex Passport Cover

「Apex Passport Cover」はパスポートが収まる二つ折りトラベルウォレットです。小型ボールペンの「ミクロペン」が付属しています。
開くと左側にパスポートスロットがあり、端には「ミクロペン」が収まる切り欠きが付いています。また、スロットの裏には申告書類などが入れられます。
右側にはカードが横向きに入るスロットが上下に並んでおり、その裏は二つ折りの紙幣が挟めるスリーブになっています。
素材などの仕様は「Apex Slim Sleeve」と同じで、成形した皮革を使用しているので立体感があり、熱接着を用いているためステッチがありません。マグネット入りで閉じ状態も保持できます。

カラーはオニキスかタン。内張りはやはりタンジェロカラーです。
カードの収容数は2~4枚。RFID対応。素材は環境認定エコレザー。
価格は各色22000円税込

Apex Backpack

「Apex Backpack」はベルロイが培ってきたデザインに対する洞察とクラフトマンシップを活かし、工夫が凝らされたバックパックです。
メインコンパートメントの口が折りたたまれたトップロード(口折れ)タイプのリュックですが、前面左右には縦にファスナーが付いており、両方を開ければ前面部を大きく開くことができ、平置きしたままスムーズに荷物の出し入れが行えます。また、口折れ部の留め具はフック式で、フックを掛けるループは複数ある多段式のため、内容物に応じてある程度大きさを変えられるようです。
容量は26L。外側左右にはファスナー付きのポケットがあり、こちらはストレッチ素材なので、未使用時はフラットになっています。片側にはキーリングをかけられるフックが内蔵されているようです。
メインコンパートメント内は左右と前面にポケットがあり、背面側にもノートPC用のスリーブが見あります。
チェストストラップはコーディネートを損なわない細めで目立たないものにし、取り外しも可能です。

主素材はベルロイが(韓国で?)開発したという防水性のリサイクルナイロン(recycled Baida nylon)を使用しています。一部はオランダで調達したお馴染みの環境認定エコレザー製で、とくにショルダーストラップには贅沢にレザーが使用されています。
カラーはオニキス。サイズは530×380×190ミリで、重量1.4キロ。
価格は59000円税込。これまでの同社のバッグの中でも気合の入った製品であることが窺えます。



[Bellroy(Apex Collection)]