「Digital Writing」の区分で新たに発売されたモデルは3種あり、製品名に「Connect」が含まれています。いずれも既存のモデルのバリエーションとなっており、元となったモデルのペン先ユニットを換装したものと思われます。
タッチペン3種
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1つはアルミ軸の「AL SPORT Connect」で、こちらはディスクタイプのスタイラスペンとなっています。カラーはシルバー。
ベースの「カヴェコ AL スポーツ」は、定番の「カヴェコ スポーツ」(の復刻版)をアルミ軸としたモデルです。このスポーツシリーズは1911年に登場し、72年のミュンヘンオリンピックでは公式ペンに採用されたことでも有名。特徴的な八角軸のキャップを閉じた状態にすると全長が約105ミリとなり、携帯性が高いモデルとなっています。
2つめは「DIA2 Connect」。こちらもペン先はディスクタイプ。軸色はブラックで、クリップや口金などはゴールドです。
ベースの「DIA2」は、1921年に発売された「DIA」を復活させたモデルで、インク確認の窓がないなど、当時とは少々仕様が異なっています。軸素材はアクリルで、当時流行したアールデコデザインが特徴です。
３つめは「SPECIAL Connect Touch」。こちらはペン先がゴムタイプです。また、軸素材はアルミ、カラーはブラックです。
現行のSPECIALシリーズはアルミや真鍮を使用した八角軸が特徴の筆記具シリーズで、過去にエボナイトやセルロイドで作られていたものをリバイバルしたものです。
交換用タッチペンユニット
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タッチペンユニットは別売され、カラバリもあるようです。
カヴェコの万年筆の一部モデルは、ペン先周りのユニットが共通となっており、筆記幅の変更や修理ができるよう別売もされています。このタッチペンユニットもそうした共通規格を利用したもののようです。対応モデルであれば手持ちの万年筆をタッチペンに変更できます。
カラーはゴムタイプ、ディスクタイプ共にブラック、シルバー、ゴールドの3色。
スチューデント新色 国内発売
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学生向けにハイデルベルク大学近くのショップで販売されていたというモデル「STUDENT」に新色が加わり、国内でも発売されています。
スチューデントシリーズはレトロでスタンダードなデザインと装飾、カラーバリエーションが魅力のアクリル樹脂軸モデルで、万年筆、ローラーボール、ボールペンの3種が揃っています。
新色はキャップが鮮やかなブルーの「50's Rock」と、キャップが若葉色に近いグリーンの「60’s Swing」の2種。いずれも軸はホワイト、首軸やクリップなどはゴールドです。
価格は各色、万年筆9900円、ローラーボール9350円、ボールペン9350円。いずれもパッケージはアルミケース。万年筆の筆記幅はMのみ。
ちなみに過去のトレンドや音楽をイメージした同種のカラバリとして、キャップがオレンジの「70's Soul 」が発売済み。
【追記：タッチペン国内発売に伴い、記事内の画像をアフィリエイトサービスの画像リンクに変更しました。ご了承ください】
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[プリコ株式会社（カヴェコ）]