多数のボールペン替芯が使えるチタン製ペン Ti Arto、Ti Pocket Pro、Ti Arto EDCを世に送り出したBIGiDESIGNが、さらに進化を遂げたペンを発表しました。
Ti Click EDCは、Big Idea Designからキックスターターでローンチされた筆記具です。過去作同様、多数のボールペンリフィルが使えますが、ペン先の出し入れに過去作のようなキャップ式やツイスト式ではなく、ノック式を採用した点が最大のポイントです。
使用可のリフィルは現状で120を超えており、大抵のパーカータイプやC-300系、ジェットストリーム(80円ではなく100円の)、サラサ(RJF系)など、メジャーなところはほぼ対応しています。もちろん、追加の部品を使用したり、改造したりする必要はありません。
使用可能リフィルのリストは、キックスターターのプロジェクトページにあるリンクからグーグルドキュメントを見ることができるので、お求めの際に先に確認できます。
リフィルの装填方法は、まずは軸からグリップ(前軸)を外し、ノックボタンを押した状態でリフィルとスプリングを入れ、再びグリップを装着するだけです。口金の穴はTi Pocket Proのようにリフィルに合わせて自動調整され、ペン先との間で発生するガタを抑えています。
軸の材質はこれまでのようにグレード5のチタン(Ti-6Al-4V)を使用し、弾性が必要なクリップにはグレード4のチタンを使用しています。また、シリコン製のOリング以外、細かいパーツにも金属を使用しており、樹脂パーツはないようです。
本体の長さは使用するリフィルによって変わりますが、118ミリから130ミリほどになります。
クリップが曲がってしまった場合に取り外して修正できるよう、クリップを外すための治具が付属します。
カラー(仕上げ)は無コーティングのチタン、ブラックDLC、そしてストーンウォッシュの3種です。
Ti Click EDCのキックスタータープロジェクトは、いつものようにローンチから一日足らずで目標額を達成しています。
すでに70ドルからの支援コースは受付終了。記事作成時、1本手に入れたい場合は75ドルからの支援コースがありました。世界送料無料。
一般販売時の価格は100ドルとなる模様です。
[Ti Click EDC : The Ultimate Refill Friendly Click Pen (KICKSTARTER)]
[Big Idea Design]