Ti ARTOは、BIG IDEA DESIGNによる多種多彩なリフィル(ボールペン芯)を使用できるペン。
使用可能リフィルは怒涛の200種以上で、同社の他のペン(30種程度)を大幅に上回ります。まだ書けるけどいらないボールペン、リフィルだけ残して断捨離できるかもしれません。
構造的には芯ホルダーと同じくチャックが先端に装着されており、グリップを軸にねじ込むことによってチャックが締まるようです。このチャックにリフィルを噛ませて固定するため、アダプターなどの別部品で軸内のサイズやリフィルの長さを調整する必要はない模様。この構造、一般的な鉛筆補助軸の仕組みに近いでしょうか。
グリップは使用するリフィルの直径や長さによってはネジ山が見えてしまいますが、それが目立たないグリップパターンになっていて芸コマです。
軸の材質はグレード5のチタン(Ti-Al-V合金系)、コーティングなどは施されていません。クリップは弾性確保のためグレード4のチタンです。
また、クリップを外す専用工具が付属しており、万一クリップが外側に曲がってしまっても、取り外してグイッとやれば元に戻せます。
キックスターターのページでは使用可能リフィルのリストが公開されています。もちろんハイテックCやフリクション、ジェットストリーム、サラサなどの国内メーカーの定番品もほとんど含まれており、さらに適合品が見つかり次第、リストが更新されるようです。 構造上、これから登場する新しい形のリフィルにも対応できる可能性があり、それも長所ですね。
ペンはまだまだ基本的なツールですし、これなら一生使えるどころか代々受け継いでいけるかもしれません。
すでにプロジェクトの目標額は余裕で越えています。59ドルからとなる早期出資枠はすでに終了。現在は出資額65ドルからで世界配送無料となっています。8~9月が資金調達期間、発送は11月からを予定しています。
[KICKSTARTER Ti Arto : The Ultimate Refill Friendly Pen]
[BIG IDEA DESIGN]