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| Kickstarterより |
Precision Grip
忘れられたアイデア工具を現代に復活させているイギリスのMetMoから、新作ネジ式のロック機構を備えた精密ピンセット「Precision Grip」が登場しました。現在Kickstarterで支援募集中で、同社にとっては10回目のクラウドファンディングとなります。1912年の工具をルーツとする前作「Pocket Grip」のキャンペーン中に、同じ機構を新しいプロジェクトと組み合わせるというアイデアが本製品の始まりだそう。
最大の特徴は、ジョー(顎)を開閉・固定するためのネジ式のロック機構です。一般的なピンセットは指で挟み続けていないと保持できませんが、本製品はアジャスターを回して圧力を設定すると、その状態がそのまま保たれます。手を持ち替えたり、いったん机に置いたりしても掴んだ部品が外れにくいため、普通のピンセットでやりがちな、細かい部品を弾き飛ばしてその捜索に時間を費やすといった事故を防止できます。
メインジョーの最大クランプ力は5キログラムで、メーカーによると一般的なピンセットは約2.7キログラムとのことです。ジョーを少し開いた状態にすればスプリングが働き、通常のピンセットとしても使えます。また、ジョー先端には微細なグリップ加工(特許出願中)が施されており、小さくて滑りやすい部品も、強く挟まずに保持しやすくなっています。
メインジョーは交換式で、標準ジョーのみ本体に付属し、そのほかは追加で選ぶ形です。ラインナップは次の5種。
- 標準ジョー:汎用。本体に装着済み
- ファインポイントジョー:繊細な部品や薄い部品向け
- ニードルノーズジョー:狭い場所の部品をつまむ用途向け
- リバースグリップジョー:部品の内側から挟める
- アングルドリバースグリップジョー:上記の角度違い。
チタン版以外のメインジョーはいずれも消磁された420ステンレス製、軽くて非磁性のチタン製ジョーも用意されます。ユーザー自身が3Dプリントした先端パーツを取り付けることもでき、アタッチメント部分のCADデータは今後公開される予定です。
また、 本作にはメインジョーの他に、2つの掴み面があります。本体反対側はシリコン製インサート付きのジョーとなっており、やさしく挟むときに使えます(開口幅は14.7ミリ)中央部には3つのV字溝があり、ワイヤー類の成形や保持が可能です。別売りのマウントに固定すれば、卓上の小型バイスとしても活用でき、ハンダ付けややすり掛け、塗装の際に両手を空けられます。
素材はアルミニウム(+ステンレス製ジョー)、ステンレススチール(+ステンレス製ジョー)、チタン(+チタン製ジョー)の3種類です。アルミはブラックのハードアノダイズ仕上げ。ステンレスのボディは316ステンレス製で、メーカーはオートクレーブにも耐えるとしています。チタンはグレード5で、ジョーもチタン製。すべてのパーツが分解でき、ネジ1本から整備や交換が可能な構造です。MetMoは「200年使える」ことを目標に掲げ、同じ期間の保証を設けています。
本体サイズは134ミリ×29ミリ×16ミリで、重量はアルミニウムモデルで70.3グラム、ステンレスモデルで114.5グラム、チタンモデルで83.3グラムとなっています。
小売予定価格はアルミ99ポンド/129ドル、ステンレス130ポンド/172ドル、チタン199ポンド/264ドルとなっています。Kickstarterでの支援は数量限定のアーリーバードで10パーセントオフとなっています。出荷開始は2027年6月を予定。
ソース
Kickstarter - MetMo Precision Grip
MetMo
Yanko Design
GizmoCrowd
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