| Moraknivより |
Mörkret(メルクレット)
「Amberg」「Risberg」に続き、今年のモーラナイフ(Morakniv)の新しいナイフシリーズ「Mörkret(メルクレット)」が登場しています。同社としてはこれまでで最大のブレードを持ち、過酷な環境下での使用に耐える妥協のないモデルとなっているそうです。(先行の2モデルより発売が後なのはガーバーグ グランドを買った人に配慮した😅?)
名称の「Mörkret」は、ダーラナ地方北部にある小さな村から取られています。1997年、この村は同国史上最悪クラスの豪雨・鉄砲水に見舞われ、道や橋が流され、景観を一変させたそうです。また、スウェーデン語で「暗闇(ダークネス)」を意味する言葉でもあり、なにやら不穏なネーミングにも思えますが、自然の最も過酷な一面をそのままシリーズ名に冠したともいえ、製品のシリアスな性格が窺えます。
国内発売については、いずれ国内代理店のUPIよりアナウンスがあると思われます。
ブレード
タフな作業向けのモーラと言えば刃厚3.2ミリが最大でしたが、本作「Mörkret」は刃厚4.2ミリ、刃長153ミリというブレードサイズ。モーラナイフのアウトドア・ブッシュクラフトナイフ史上、最も大きく最も厚いブレードとのことです。当然ながらフルタング構造。スパイン(背)に加え、グリップ後端に露出したタング部分がファイヤースターターのストライクに対応しています。また、刃部がグリップの中まで達しているため(いわゆる"チョイル"無し)、根元近くまでしっかり力を伝えられます。
グラインドは広めのベベルとセカンダリーベベルを組み合わせたハイフラットグラインドを採用し、お馴染みのスカンジグラインドよりも耐久性の確保を重視しています。切っ先付近の面取り加工は、1961年に同社の前身であるKJエリクソン社に加わったナイフ職人 カール・アンダーソン氏へ敬意を評したものだそうです。
鋼材はいつものステンレスバージョンと炭素鋼バージョンに加えて、新たにスウェーデンのウデホルム(Uddeholm)社製の粉末冶金ステンレス エルマックス(Elmax® SuperClean)を使用したバージョンもあります。
ハンドル
ハンドルは新設計の「Power Touch Grip」を採用しています。先行の「Amberg」と似たデザインですが、ガラス繊維強化樹脂製で、摩擦試験・衝撃試験を行っているとのこと。寒冷・湿潤環境でも滑りにくい大きめのテクスチャーパターンや、グローブ着用時でもグリップを高める背面の溝などで実用性を高めています。
シース
シースは「Amberg」でも採用された「Click-On」システム搭載で、ナイフを確実に固定し、ループの向きを変えることで左右両利きに対応します。また、TEK-LOKアクセサリーやMOLLEシステム用のホールを備え、様々な携帯方法に対応。ベルトループにはクライミングシューズのつま先にも使われるという耐久素材「LIBA Smart®」を使用し、さらにナイフ固定用のループも備わっているため、「Click-On」システムのセカンダリーロックとしても機能します。
ラインナップ
ラインナップは鋼材違いで3モデルが用意されています。
●Mörkret(S):スウェーデン製ステンレス鋼14C28N。硬度58HRC。189.99ドル
●Mörkret Black Blade(C):クロム含有量を高めたドイツ製炭素鋼100Cr6。黒色のDLCコーティング。硬度57.5HRC。199.99ドル
●Mörkret Elmax(S):モーラナイフとしては初採用となる、スウェーデン製の高級ステンレス粉末鋼Uddeholm Elmax® SuperCleanを使用したフラッグシップモデル。硬度60.5HRC。279.99ドル
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