2022/03/03

TRUEから替刃式フォールディングナイフ『Swift Edge』

 TRUE UTILITY改め(?)TRUEから、新しいナイフが発売されました。

「Swift Edge」は、英国発で様々なツールやキャリーアイテムを手掛けるTRUEによる、ブレードの交換が可能な折りたたみナイフです。同じく交換式の「Replaceable Blade Knife」に次いで発売された製品で、機能が向上しています。

ブレードは本体側のガイドに装着する構造で、ガイド部分がそのままブレードの背になります。ブレードの取り外しはガイド部分上部とサムスタッド部分の二箇所のロックを外すことで行います。

替えのブレードは3種が付属し、用途に応じて使い分けられます。また、もちろん交換することで素早く切れ味を復活させることができます。

付属するブレードの仕様は以下。ドロップポイントのみ2本付属。また、これらを収納する樹脂製ケースも付いています。

  • タントーブレード:(ハーフセレーション)89ミリ ブラックオキサイドフィニッシュ 鋼材5Cr13
  • ドロップポイントブレード:89ミリ ブラックオキサイドフィニッシュ 鋼材5Cr13
  • のこぎり:82.5ミリ 窒化チタンコーティング 鋼材65Mn


既発の「Replaceable Blade Knife」との違いは、昨今のフォールディングナイフで定番の機能となったフリッパーが付いていることです。これは閉じ状態で露出したフリッパーを人差し指で操作することで、簡単、かつ素早くナイフをオープンできる工夫です。また、ピボット(回転軸)にベアリングが仕込まれており、さらにスムーズな展開が可能です。

ハンドル材はG10で「Replaceable」にはないランヤードホールがグリップエンドにあります。また、ポケットクリップはハンドルの上下両面の計4箇所に取り付けでき、好みの位置で携帯できます。

サイズは閉じた状態で全長約117ミリ、開いた状態では約203ミリです。重量は186グラム。

価格は49.99ドル。上述の通り、付属品はタントーブレード×1、ドロップポイント×2、のこぎり×1、替刃用ハードケースです。

また、別売りの替刃としてドロップポイントブレード5枚パックがあり、こちらは24.99ドル。当記事作成時、他のブレードの別売はありませんでした。

[TRUE(Swift Edge)]

※ご紹介の製品は記事作成時、国内未入荷。