ハワイのTi2 Designによるボールペンが、Makuake経由で国内でも販売されるようです。
チタン製ボールペン BoltLiner
Ti2 Designはハワイでチタン製キャリーグッズを手掛けるメーカーで、カラビナ型マルチツールの「Para-Biner」でも知られています。
今回国内輸入される「BoltLiner」は、2020年にキックスターターでローンチしたチタン製のペンです。
側面のノブをスライドさせてペン先の出し入れを行う、いわゆるボルトアクションタイプのボールペンですが、ノブが移動するスリットはポリネシアの島々で見られる幸運や団結を表す釣り針「マカウ」を模したシェイプになっており、外観のアクセントであると同時に、スムーズな操作を可能にしています。
デザイン上の特徴として、ペン先部分は円錐の絞りが控えめで、リフィル先端が長めに突き出しています(メーカー曰く"製図用スタイル")。ペン後端も同様の円錐形となっているため、上下対象に近いシルエットとなっています。また、グリップ部は大胆な切削によるメリハリの効いたグリッドパターンが刻まれています。
サイズとリフィル
「BoltLiner」は「Regular」サイズ(ペン先格納時の全長約130.2ミリ)の他に、短縮版の「Parker Shorty」(約118.2ミリ)、さらに短い「Super Shorty」(約100.7ミリ)の3種類のサイズが存在しています。(※「Super Shorty」は記事作成時、公式サイトでプレオーダー中)
レギュラーは標準リフィルとして欧米で人気のパイロットのゲルペン、「G2」のリフィルが装填されており、ジェットストリームのリフィルも後端カットで使用可となるようです。。一方パーカーショーティはパーカータイプのリフィルを使用し、初期装填はシュミットのP900となっています。いずれも公式対応のリフィルが複数あり、こちらのページにリストがあります。パーカーショーティにはリフィルに応じて使い分けるスタビライザー(S、M、L)が付属します。
仕上げと材質
仕上げのバリエーションとして「satin(サテン仕上げ)」、ブルーとゴールドで2回アノダイズした「Fallout」、ブラストとタンブリング加工を行った「Blasted and Tumbled」、 TRD (thermo-reactive diffusion) 法による黒系マット仕上げ「TRD」があります。
材質となるチタンは、軸に3AI-2.5V(グレード9)を、その他のパーツに6AI-4V(グレード5)を使用しています。重量は約22グラム(レギュラー、パーカーショーティ)と軽量です。
国内販売
「BoltLiner」は、正規代理店NONCOLORより近日Makuakeにて先行予約販売が始まる模様。販売されるサイズは不明。NONCOLOR社公式ページによると、同社をLINE友達に追加で"最大30%OFFのご優先情報"が届くとのこと。
【追記】Makuakeにてローンチしています。一般販売予定価格は、サテン24000円、フォールアウト27000円、ブラスト&タンブル30000円となっています。[米国のクリエイターが開発した一生モノの文房具『チタン製ボールペン』(Makuake)]
[Ti2 Design(BoltLiner )]
[NONCOLOR(BoltLiner)]