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| https://www.olfa.co.jp/olfaworks/sanga.htmlより |
「サンガ（SANGA）」は、オルファによるアウトドアライン「オルファワークス（OLFA
WORKS）」から発売されるアウトドア向けシースナイフです。これまで既存製品をベースとしたアウトドアギアを発売しているオルファワークスですが、「サンガ」は完全な新作となるようです。
頑丈なフルタング構造を特徴の一つとしており、グリップエンドからはタングが露出しています。刃厚はモーラナイフの厚めのモデル（ガーバーグなど）と同じ3.2ミリ。バトニングにも公式に対応しています。全体的なサイズ感やフォーマットは廉価な北欧実用ナイフに近いものですが、刃のグラインドはコンベックス（ハマグリ刃）となっており、耐久性と刃保ちの良さが期待できそうです。また、ブレードの背はエッジが立てられており、ファイヤースターターのストライカーとして使用可能。
鋼材はステンレスでブラスト処理が施されています。
グリップは、"人がより自然に・無理なく・効率的に扱える形状を追求"したというエルゴノミクスデザイン。
材質はガラス繊維を30％配合したポリプロピレンにエラストマーを組み合わせたもので、グリップ力と耐久性を確保しています。エラストマー部分はオルファワークスの他の製品（あるいはそのベースであるハイパーシリーズ）と同様のX型になっています。中央のブランドロゴプレートはアルミダイキャスト製です。また、グリップの固定にはスクリューを使用しているようです。
シースは3ミリ厚のポリプレピレン製。この種のナイフの標準である一体成型品です。
本体寸法は全長230ミリ、刃長100ミリ、グリップ部の最大厚は22.5ミリ。シース収納時の全長は239ミリです。重量は本体のみで127グラム、シース込みで164グラムとなっています。
カラーバリエーションは、グリップのポリプロピレン部分の色で、オリーブドラブ、サンドベージュの2色。
「サンガ（SANGA）」は2021年4月28日発売。価格は各色6600円です。初回生産分にはブランドロゴステッカー付き。
国内メーカーの競合製品としてユニフレームの「UFブッシュクラフトナイフ」がありますが、この手のナイフが国内で競作されるあたり、アウトドアブームもここまで来たのかという感じですね。
【追記：シースにホールがありますが、なにか意図があるんでしょうか。ネックナイフ的な使い方？】
【追記2：公式インスタグラムで、いくつかの仕様が明らかになっています。鋼材はAUS6を使用しているそうです。また、グリップのロゴは薄いプレートやシールではなく、奥行きのあるもので、タングを貫通しています。】