2020/03/18

ユニフレーム新製品 ブッシュクラフトナイフとフォールディングソー『UFブッシュクラフトナイフ』&『燕三条乃鋸』

去年の展示会で発表されていたユニフレーム(UNIFLAME)の新作のナイフと鋸が、同社の2020年カタログにお目見えしています。いずれも発売が待たれるところですが、発売日情報はなし。
【追記:(2020年6月)「燕三条乃鋸」の発売日が2020年6月20日(土)に決定。その他に「ファイアグリルsolo」「FDブレッドナイフ」も同日発売です
【追記2:
(6月19日)燕三条乃鋸のアフィリエイト画像リンクを追加させていただきました。
【追記3:(2020年11月)「UFブッシュクラフトナイフ」の発売予定日が2020年12月19日と公式発表されました。なんとか年内発売されますね。また、使用鋼材は8Aであることが明記されました。本体重量(シース除く)は150グラムとなっています。

https://www.uniflame.co.jp/catalogs/2020/index_h5.html#54 より

UFブッシュクラフトナイフ

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「UFブッシュクラフトナイフ」は、1985年の誕生以来親しまれている国内アウトドア用品ブランド ユニフレーム(UNIFLAME)が(多分)初めて発売する本格的なブッシュクラフト向けフルタングナイフです。

モーラなどの北欧ナイフのような扱いやすいデザインとサイズ感で、全長は約230ミリ、刃長は約110ミリです。
ブレード鋼材は詳細不明ですが→8Aステンレス鋼を使用し、ハードな使用に耐えるよう、タング(なかご)がグリップ内を貫通した頑丈なフルタング構造となっており、刃厚は3.5ミリとこの種のナイフとしては厚めにとっています。また、ブレードの背は角が立ててあるので、フェロロッドの火花を散らすのに使用できます。

バトニングを考慮したデザインの特徴として、グリップの背からあえてタングの背を露出させています。これにより、バトニングでグリップ側を叩く必要がある場合に、グリップ材を叩いて傷めてしまうリスクが減らされています。
グリップ材はポリプロピレンとエラストマー製。黒い部分が滑り防止のエラストマー部分と思われます。
専用のシースが付属しており、おそらくベルトループ一体型の樹脂製と思われます。
本体重量は約138グラム→150グラムです。
日本製で価格は比較的お手頃な5500円。上記カタログの製品画像は試作品とのことで、若干仕様が変わる可能性があります。

燕三条乃鋸

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「燕三条乃鋸」は、ユニフレームブランドを展開する株式会社 新越ワークスの本社所在地であり、金属加工業で知られる燕三条地域で製造されるノコギリです。
折りたたみ式で、開刃状態の全長は約228ミリ、閉じ状態で約140ミリ、刃部は約90ミリとコンパクトに持ち運ぶことができます。
グリップ部分は厚さ約3ミリのステンレスを使用しており、かなり堅牢そうな印象。グリップ後端はワイヤーゲート式のカラビナ型になっており、様々な場所に吊り下げて携行できます。
刃部はSK-5炭素工具鋼製。重量は約165グラム。
価格は4900円

[UNIFLAME]
[UNIFLAME(UFブッシュクラフトナイフ)]

※記事作成時、ご紹介の製品は発売前