MBT3(Multi BBQ Tool 3)はバーベキューに最適化された比較的大型のマルチツールで、過去2作の改良版です。3つに分離ができ、それぞれにナイフ、スパチュラ、グリルフォークが折り畳まれています。分離可能なことで、3つのツールをそれぞれを独立して使用できます。
全機能は以下の6種
- ナイフ
- 栓抜き
- ワインオープナー
- スパチュラ
- グリルフォーク
- トング
ナイフは刃長13センチ、ハンドルを含めた開刃時全長は30センチになり、グリル上などで食材を切り分けるときなどに火傷をしないように十分な長さになっています。Makuakeのプロジェクトページによると、鋼材は3Cr13、硬度は52ー55HRCです(公式の製品ページでは48ー52)。ブレードは直刃と波刃(ステーキナイフ)の2タイプが選択できます。
ブレードのロックはロックバック式のようで、ロックボタンは分離可能な他のツールの固定機能も兼ねています。
ハンドルにはコルクスクリューと栓抜きが折り畳まれており、スクリューはテコの力を利用できるタイプです。ハンドルの樹脂部の素材はPP+ファイバーグラスです。
フォークとスパチュラは430系ステンレス製、ハンドルはアルミです。ロック機構はライナーロックを内蔵しています。また、この2つを合体することで、トングとして使用できます(ヒンジにちゃんとバネ入り)。
MBT3は、一つにまとめてすべてのツールを閉じた状態の寸法で28.2x6.9x3.0センチとなっており、ポケットにも入ります(大体は少しはみ出そうだけど)。なにより、個々の道具をBBQセットとして持つよりもはるかにかさばりません。また、重量は526.6グラムで、旧作よりも軽量化に成功しています。
その他、ナイロンポーチが付属品します。
Makuakeでの国内販売プロジェクトは、先月のローンチから2時間半ほどで目標額を達成しています。当記事作成時では、4800円税込で入手可能な早割20%OFF支援枠がまだ残っていました。支援する際はストレートエッジのS601か、ステーキナイフのS601-Sかを選択してください。発送は2019年5月末までを予定しています。定価販売時は6000円となるようです。
ちなみに、同社からはMBTシリーズ新製品として、MBT MINI(S602)が昨年登場しています(国内市場では未確認)。こちらはナイフとその付随ツールを廃し、サイズも小型化したモデルです。2つに分離してグリルフォークとスパチュラにでき、やはり合わせることでトングになります。携帯時の全長は22.6センチ、重量は260グラムです。
マルチツールにトング機能を付加した製品は、今年発売のガーバーのComplEATもありますね。
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[Roxon (MBT3)]
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