2019/02/25

すぐに使えてアイデアを逃さない『22pen』KICKSTARTERでローンチ

Feedでお伝えしたように、株式会社MARIO DEL MAREの新プロジェクト『22pen(two-two pen)』がローンチしています。



22penは、2017年に薄型2色ペンのゼロペンネを成功させた建築家 MARIO SHIMODAIRA氏による新作筆記具で、ゼロペンネの改良版とも言える製品です。薄く、シンプルな構造はそのままに、使いやすさのためにさらなる工夫が凝らされ、印象的なデザインをさらに洗練させています。

前作ゼロペンネと同じく、22penはノートに挟んで携帯することを前提とした2色ペンです。ボディは5.7ミリ(クリップ除く)と薄く、キャップやノック機構もない構造になっています。そのため、ブックマークとしてノートにクリップしておけば、目的のページを素早く開いてすぐに書き出すことができます。製品紹介では、ノートを開き、ペンを手にして書き出すまでを計2秒で行えるとしており、22penの名称は”起動2秒”、”2色ペン”から来ているようです。

軸は高級眼鏡素材で知られるイタリア マツケリー社による自然由来のアセテート樹脂を使用し、削りだしと研磨をメガネの町 鯖江の職人が行います。素材の性質上、同じ模様がないのも魅力となっています。軸色はマホガニーブラウンとトレジャーブルーの2種あるようです。
軸デザインは薄いながらも十分な幅をもたせており、また、グリップ部分に適度なくびれを設けたことでペンを操作しやすくなっています。また、先端付近に穴が開いており、描いている先を見通せるようになっています。

ゼロペンネはパイロットのフリクションリフィルを用いる製品でしたが、今回は多色ペンなどで多く使用されている4C規格リフィルを使用します(実際に使用可能なメーカーと型番は製品ページを参照ください)。
前作同様、リフィルがボディの両サイドに露出した独特なデザインで、交換時はリフィルを引き抜くだけでよく、軸の分解は必要はありません。また、ノック機構もない構造は、一般的な多色ペンにありがちなペン先と軸との間のがたつきやリフィルのしなりを大幅に抑えています



22penは当記事作成時、キックスタータープロジェクトがライブです。スーパーアーリーバードの支援枠では、マホガニーブラウンの本体1つが5500円からの支援で手に入れられます。トレジャーブルーのスーパーアーリーバードは早々に完売していました。製品は2019年6月以降に順次発送の予定となっています。
また、これまでの製品を購入できるECサイトがオープンしています。

[22pen: The world's first Ballpoint Pen for Idea Creation. (KICKSTARTER)]←支援はこちらから
[MARIO DEL MARE OFFICIAL ONLINE STORE (22pen日本語紹介ページ)]
[MARIO DEL MARE OFFICIAL ONLINE STORE]