2012年の創業以来、様々な金属を使用した筆記具を製造してきたTactile Turnより、初のシャープペンシルが発売されます。
Tactile Turn PencilはTactile Turnが手がけるシャープペンシルです。デザインは発売済みのボルトアクション機構のボールペン、SliderまたはGliderのものを踏襲しているように見えますが、ペン先にガイドが露出していることや、頂部に消しゴムがついている点が見分けやすい特徴となっています。
内部のシャープペンシルメカニズムにはシュミットのDSM2007を使用し、使用する芯径は0.5版か0.7ミリ版を選択できます。また、このユニットは首軸側にねじ込まれており、ペンから簡単に取り外すことができるようです。
ノック動作はペンの横に露出したボルトのノブを押し下げることで行います。そのため、Sliderではノブの移動とロックのために曲線を描いていた軸の切り欠きは、Pencilでは短い直線となっています。
消しゴムはもちろん交換可能で、スペア3個パック、及び替芯パックがKICKSTARTERでの出資後にBackerkitを介して購入できます。一般発売後は公式サイトのスペアパーツコーナーから購入可能になるとのこと。
Tactile Turn Pencilの軸素材には、同社の他のペン同様、複数種の金属が用意されています。
アノダイズされたアルミ軸は、唯一カラバリが用意されており、レッド、ピンク、オレンジ、グリーン、ブルー、パープル、グレー、ブラックの8色から選べます。クリップ、内部機構はステンレス製です。
その他に真鍮、カッパー(テルル銅)、304ステンレス、グレード5チタン(6AL-4V)が用意されています。いずれもクリップは共通のステンレス製です。
また、他の共通の特徴として、軸には全体に横方向のテクスチャが滑り止めのために施されています。
さらに、一本に付き15ドル追加すれば、ボルトのノブをダマスカス製に変更することができます(ました)。
Tactile Turn Pencilのキックスタータープロジェクトは、17日のローンチ後に早くも目標額を達成し、31日にはプロジェクトを終了していました。
Pencil本体の通常販売時の希望小売価格は、アルミ、真鍮モデルがどちらも69ドル。カッパー、ステンレスモデルが79ドル、チタンモデルが89ドルとなっています。(記事作成時、公式サイトには未入荷)
[Tactile Turn Pencil - the heirloom quality pencil you want. (KICKSTARTER)]
[Tactil Turn]