手頃な価格で高品質な万年筆を手がける台湾のTWSBIから、エントリーモデルと思われる新製品が発売されます。
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TWSBI GOはこの夏発売のTWSBI（ツイスビー）の万年筆です。
軸（PP製でしょうか？）は他のツイスビー万年筆よりも高い透明度ではないようですが、涼し気で廉価モデルらしいポップな印象のクリアカラーです。形状もクリップがないシンプルなものになっています。
GOは安価な万年筆でありながら、カートリッジ式ではなく吸入式を採用しているのが大きな特徴です。吸入の仕方は胴軸を外し、インクボトルにペン先を浸して後端からピストンを押し下げる方式。動画にもある通り、指を離せばピストンはスプリングによってインクを吸入しながら後退するようになっており、この点は注目に値するのではないでしょうか。さらにクリアボディのため、吸入の様子は外からも見ることができ、また、胴軸をはめても見える大型のスプリングが目を引きます。
ニブはステンレス製で、筆記幅はEF、F、M、Bに加え、1.1のスタブニブもあるのは同社高級モデルと同様。キャップは同社としては珍しく、ネジ式ではなく嵌合式のようです。カラバリはサファイアとスモーク（クリアブラック）の2色。これからもっと増えそうですね。
簡単そうとはいえ、入門用としては吸入操作が変わっていますが、気軽に吸入式の楽しさが味わえるのは他社の定番エントリーモデルにはない特色となっています。
TWSBI GOは海外では2018年8月15日発売。米国価格18.99ドルです。国内価格があまり上がらないといいですね。
[TWSBI]
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