2018/07/04

アメリカの美しきレトロデザイン扇風機 シルバースワンが国内発売 VORNADO SWAN-JP

アメリカの扇風機・サーキュレーターメーカー Vornado Air LLC (ボルネード・エアー社)によるオシャレな扇風機が国内発売されています。

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ボルネード 扇風機 シルバースワン SWAN-JP-slv


ボルネードは、1920年代から航空機のプロペラの改良を研究していたラルフ・K・オダー氏と、航空機部品製造会社を経営していたO・A・サットン氏によって誕生したブランド及び扇風機です。
40年代の初期製品のデザインは航空関連で有名な工業デザイナー リチャード・テン・アイク氏が行っており、マイケル・コープ氏による89年のブランド復活時の製品にも再び携わっています。ちなみにアイク氏は傑作レシプロ軽飛行機であるビーチクラフト社のボナンザや、後年ではV-22オスプレイにも関わっているそう。
会社が現在のVornado Air LLCの形になったのは2006年からで、多く製品はカンザス州のウチィタ郊外にあるアンドーバーで設計、一部の製品は組み立ても行われているようです。
また、日本国内では、総代理店として株式会社エヌエフ貿易が輸入販売を行っています。

6月末に国内で新発売となったのは、2003年に発売されたアールデコスタイルが美しい扇風機 シルバースワンの日本仕様です。
本国ラインナップには一回り小さいSilver Swan Sもありますが、今回の国内モデルは通常型で、高さは43.2センチ、幅34.8センチ、奥行は22.7センチです。
金属を多用しているため、シルバーのブラシ仕上げの表面や重厚感と引き換えに重さは4.5キロとなかなかのものですが、多くの扇風機と同じようにモーターカバーに持ち運び用のハンドルが付いています。
四枚の羽も金属製で、互いが重なりあった大きめのデザインとなっており、一かきで多くの空気を動かせるとのこと。これは1930年代の卓上扇風機の再現だそうです。前部カバーは6時位置のネジを外すことで取り外しができ、羽のお掃除ができます。
機能はシンプルで、台座部の摘みによる電源オン/オフと風量弱・中・強の設定ができ、モーターカバー部のつまみの上下で首振りのオンとオフが切り替えできます。もちろん上下の角度調整も可能。
カラーはシルバーのみ。生産国は中国。

レトロ調の扇風機は色々とあるものの、その他の普通の扇風機と比べれば、さすがに選択肢は多くはありません。最近の扇風機が趣に欠けるという方には、シルバースワンは魅力的な製品の一つとなっています(国内価格はお高めですけど)。
ボルネード シルバースワン(SWAN-JP)は国内価格27000円税別で発売中。正規品なら3年保証も付いています。

[ボルネード・エアー(SWAN-JP製品ページ)]
[Vornado Air LLC.]

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