タイメックスのマーリンは、もともと同社が1960年代に、当時としては珍しく防水・防塵・耐衝撃性能を売りに販売していた手巻き式の腕時計でした。
2017年、マーリンはミッドセンチュリーなデザインをそのまま継承しつつ、ケースを真鍮からステンレスに変更し、オリジナルと同じく手巻きムーブを搭載して復活しました。ムーブメント自体は現在の中国製となったものの、久しぶりのタイメックスによる機械式時計で、なおかつ同社らしい手頃な価格（199ドル。ただし国内正規品は38000円税別…）もあり、早いうちに品切れとなっています。
トッドスナイダーからリリースされたのは、文字盤を黒くしたブラックアウトモデルで、トッドスナイダーのみでの販売、なお且つ通常のホワイト（シルバー）モデルよりも数量は少なめとなるそうです。
文字盤以外の仕様は（おそらく）ホワイトモデルと変わらず、34ミリサイズのステンレスケースにリザード型押しの革バンド、ドーム型の風防を備えています。また、文字盤は黒くなりましたが、ホワイト同様サンバースト（サンレイ）仕上げになっています。
タイメックスによるマーリン ブラックアウトは、ホワイトモデルとお値段変わらず199ドルで、トッドスナイダー（オンラインショップ含む）で発売中です。
ちなみに、タイメックスとトッドスナイダーのコラボモデルは過去に日本でも販売されていましたが、トッドスナイダーの国内撤退以降は国内ショップでは入手し難くなっています。
ただし、最近のモデルも渋谷のTIMEX TOKYOに唐突に限定入荷することがあるようなので、今回のモデルの入荷もあり得るかもしれません。
[TODD SNYDER (Exclusive Timex Marlin Blackout)]