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CMYK Penはデザイン、機構的には普通の多色ボールペン。しかし、装填されているリフィルのインク色は、名前が示すようにシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の四色です。つまり、カラー印刷をする際の色の三原色(色料の三原色)+黒が一本のペンで使用できるようになっています。
ちなみにブラックを意味するKは、もともと画像の輪郭や濃淡を表現する印刷版「Key Plate」に黒インクを使用していたことから来ています(と偉そうに書いてますが、知らなかったのでWikipediaで調べましたw)。
通常、プリンターはすべての色を表現するためにこの4色を使用しており、同じ原理でCMYK Penも非常に多くのカラーを表現できます。
例えば、ライムを表すにはシアンとイエロー半々、ブルーを表すにはシアン67%マゼンタ33%、またはグレーを表すには白紙にブラック50%、といった具合。
ベタ塗りもありですが、インクを直接混ぜ合わせるわけではなく、斜線を並べたり、交差させたりすること(ハッチング)で微妙な色を表現します。これはプリンターがインクの網点で色表現する場合と同じですね。
CMYK Penは常用する筆記具ではないかもしれませんが、アーティストなら旅先などでも少ない道具でスケッチに色彩を加えるのに便利そうです。あるいは退屈な会議中や暇な時間に色彩感覚を養うのに使いましょう。
米国価格は12.75ドル、純正の替えリフィルは今のところないようです。
SUCK UKからはこの他にもいくつか新製品が発表されています。リンクを参照。
[SUCK UK]
[SUCK UK (新製品ページ)]
※ご紹介の製品は記事作成時入荷なし
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