https://www.grand-seiko.jp/sbgt241/より |
グランドセイコー初のクオーツモデルが発売されたのが1988年。その5年後の93年に登場したキャリバー9F8シリーズは、様々な新機軸を搭載した高精度のクオーツムーブメントです。
カレンダーの日付を瞬時に切り替える瞬間日送り機構や、トルクの弱いクオーツムーブでも太い針を回すことができるすインパルス制御モーター、秒針の振れを軽減するバックラッシュ・オートアジャスト機構、ローター部への埃の侵入を防ぎ、保油性を高めるスーパーシールドギャビンを搭載し、クオーツでありながら緩急スイッチを備えるなど、クオーツムーブメントの最高峰となっています。
今回発売となる記念モデルは3種(数量限定モデルの2種は特別精度のキャリバー9Fを搭載)
●SBGT241(特設ページ)は、93年発売の初代9F搭載モデルをリメイクしたモデルです。当時のモデルのフォルムを踏襲しつつ、ケースの直径を37ミリから39ミリに拡大して現代的にしています。ダイヤルには80年代まで使われていたクオーツマークをモチーフとした「GS9F」のパターンが全面に型打ちされており、25分位置には「9F25」の文字が隠れています。
搭載キャリバーは日付と曜日表示のある9F83。通常の9Fは年差±10秒を誇りますが、この記念モデルではさらに年差±5秒まで精度を高めた特別精度版が搭載されます。また、ダイヤル6時位置には、そのことを示すゴールド色のスターマークが付けられています。
裏ぶたにはシリアルナンバーが刻印され、18kイエローゴールド製の獅子の紋章ワッペンが付きます。
このモデルは数量限定1500本、価格は350,000円税別で、2018年3月発売予定です。
●SBGV238(特設ページ)は、セイコーデザインの原点と言われる67年発売の44GSに、現代の解釈を交えてデザインされたモデルです。ベゼルには18kイエローゴールドを使用し、ダイヤルはシャンパンゴールド色で豪華な色使いになっています。文字盤全面の「GS9F」の型打ち、25分位置に隠された「9F25」は上記のSBGT241と同様。
このモデルはクオーツには珍しくシースルーバックになっており、9Fキャリバーを外から拝むことができます。周囲にはシリアルナンバーが刻印されます。
搭載キャリバーはカレンダー表示が日付のみの9F82。こちらも年差を±5秒まで高めた特別精度版です。やはりそれを示す6時位置の星もあり。
このモデルは数量限定600本、価格は500,000円税別で、2018年4月にマスターショップ限定で発売予定です。
●SBGV239(製品ページ)は上記SBGV238の通常版といった趣。ケースはステンレスのシルバーで、ダイヤルは深みのある青緑色になっています。他のモデルのような型押しは無し。裏蓋は獅子の紋章の付いたステンレスのスクリューバックです。
搭載キャリバーは年差±10秒の通常の9F82。そのため6時位置の星はありません。
このモデルも9Fの25周年記念限定モデルとなっていますが、とくに数量の指定は見られません。価格は320,000円税別で、2018年4月にマスターショップ限定で発売予定となっています。
[GRAND SEIKO]
[セイコーウォッチ株式会社(プレスリリース)]
※ご紹介の製品は一部マスターショップ限定
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