2017/07/21

Ansix Designsの薄型財布 Fantom WalletがGREEN FUNDING経由で国内に上陸

片手でカードの出し入れができるスリムウォレット Fantom Walletを国内に紹介するプロジェクトが、GREEN FUNDING にて目標金額を達成しています。



Fantom Walletは、これまでカメラレンズのオーガナイズや持ち運びを助けるLens Packなどを成功させてきたカナダのAnsix Designsによる財布です。彼らの3回目のKICKSTARTERプロジェクトとして今年の3月にローンチし、5923の支援を受けて成功しています。

特徴となるのはカードへのクイックアクセス機能です。一番上のカードはボディのクイックカードスロットから親指で容易に取り出すことができ、サムレバーを操作すれば二枚目以降のカードも扇状に展開され、選択と引き出しが簡単に行えます。また、カードは展開された状態でも簡単には落ちないように設計されています。
さらに、この手のスリムウォレットには珍しく、厚さ3ミリまでの硬貨を入れられるコインコンパートメント付きバージョンもあります。これはカードを展開するためのサムレバーが蓋になっています。
お札はオプションのマネークリップを取り付ければ持ち運びできますが、GREEN FUNDINGのプロジェクト内から手に入れる方法はわからず。

カードの収容量に応じてFANTOM7(4~7枚)、FANTOM10(6~10枚)、FANTOM13(8~13枚)の3種があり、エンボス加工などが入った厚めのカードだと収容量は少なくなります。
本体の厚みはレギュラーモデルのFANTOM7で7.7ミリ、10で9.9ミリ、13で12.7ミリです。コイン入れバージョンは+4ミリの厚さが加わります。

素材は樹脂製フレームにアルミまたはカーボンファイバーのプレートを組み合わせたもの。アルミはアノダイズされ、4色から選べます。重さはアルミ板のレギュラータイプFANTOM7で40グラム、カーボンファイバー版はわずか28グラムです。

GREEN FUNDINGのプロジェクトは株式会社TS TRADEによるもので、ローンチから2日で早くも目標額を集めることに成功しています。記事作成時で25%オフとなる早割プランはほとんど売り切れ、10~20%引きプランなどは残っていました。スタンダードのプランでの価格は、レギュラーのアルミ版8800円から、コイン入れ付きカーボンファイバー版の14000円までとなっています。配送予定時期は11月中旬からを予定しています。

それにしても、最近の国内クラウドファンディングサイトのガジェット系プロジェクトは、海外クラウドファンディングで成功したものを国内企業が国内で販売する、というものが多いですね。