プラチナ万年筆 241特設ページ(PDF)より |
PRO-USE 241
プラチナの「プロユース(PRO-USE)」シリーズの新作「241」が発売されます。
プロユースシリーズは1999年から展開されている同社の製図用筆記具シリーズで、直近の製品としては、芯が折れ防止機構をシリーズで初めて搭載した「231」(限定品)が発売されています。
新作となる「241」は、2017年発売の「171」の上位モデルとなるシャープペンシルです。特徴として、芯折れ防止のオ・レーヌガード機構に加え、2つの新機構「ハヤーイ機構」「シンスイッチ機構」なるものを搭載します。「ハヤーイ」、「シンスイッチ」はそれぞれユーザーが機能のオン/オフを選択できこれらを組み合わせることで4つの筆記感を選択できるとしています。
デザインは「171」に準じていますが、グリップ、及び口金のローレット加工に差異が見られます。
●ハヤーイ機構
ハヤーイ(速~い?)機構は先端のガイドパイプの自動スライド機構です。筆記中に芯の露出が無くなっても、一定距離まではガイドパイプが後退するため、少ないノック数で長時間筆記を継続できます。(ぺんてるのオレンズを思わせますね)
この機能は口金のテーパー部を回すことでオン/オフが可能です。
●シンスイッチ機構
シンスイッチ機構は、既存の芯クッション機構の機能をユーザーがオン/オフできるようしたもののようです。オンの場合、過度な筆圧がかかるとクッションによって芯がパイプ内に引っ込み、ショックを緩和しますが、オフにすると芯は固定され、よりしっかりとした筆記感を得られます。
オンとオフの切り替えはボディを回転させることで行います。
●仕様
本体サイズは全長143.5ミリ(パイプ収納時141ミリ )、最大径10ミリ、標準重量25.7グラム。材質は後軸がPC樹脂、芯硬度インジケーターがABS樹脂、前軸(グリップと口金)がクロームメッキされた真鍮となっています。使用芯径は0.5ミリのみ。軸色は後軸の色でブラックとブルーの2色展開です。
価格は各2750円税込。
[プラチナ万年筆(プレスリリース)]
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