国内ブランド S’more(スモア)から、多数のアウトドアナイフが発売されています。
スモアは、様々なスタイルのアパレルブランドを抱える株式会社ティーオーによって2020年に誕生した国内アウトドアギアブランドです。テントやタープ、焚き火台の他、アパレルもラインアップし、いずれもお洒落でナチュラルなデザインが魅力です。
今回追加されたナイフはブランドのイメージからすると少し意外な(?)本格仕様で、うち1種は樹脂シースでやや安価、3種がレザーシースの高級モデルとなっています。
becco
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「becco(ベッコ)」はモーラナイフなどに見られる低価格な樹脂ハンドル/樹脂シースのフォーマットを採用したナイフです。本体グリップ部はシリコン樹脂となるようです。
特徴として、グリップ内にはファイヤースターターが内蔵されています。モーラの「コンパニオン スパーク」と同様のスタイルで、グリップ後端が分離し、そのままフェロセリウムロッドのグリップになります。もちろんストライカーは本体のブレードの背を利用します。
ブレード形状は先端がややドロップし、スエッジ(おそらく刃付けはなし)が付いたスタイルです。刃はスカンジではなく、小刃が付いているように見えます。材質はステンレス。
シースは樹脂製で、ベルトループも一体成型されています。ループはベルトを外さなくても装着できるタイプのようです。いくつか水抜き穴も確認できます。また、裏側には砥石が装着されています。
サイズは全長212ミリ、刃長98ミリ、刃の厚さは2.5ミリと、この種のブッシュクラフトナイフとしては標準的です。重量は97グラム(シース除く)。
ランヤード付き。カラバリはベージュとオリーブの2色。価格は3990円税込。
Copault knife
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Copault knife(コポーナイフ)は見たところフルタング、さらに刃厚は4.2ミリある比較的ヘビーデューティなモデルです。ステンレス製。
ハンドルは木目が美しいオリーブ材で、タングを挟んでボルト留めされています。ソングホールにはレザーらしきストラップが付いています。
サイズは全長230ミリ、刃長95ミリ、刃厚4.2ミリ。重量は216グラムです。
シースはレザー製でスナップボタンで脱落を防止しています。また、通気性を確保する穴が空いているようです。シース全長は210ミリ。
価格は9480円税込。
masse knife
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「masse knife(マッスナイフ)」はダマスカス鋼のブレードが目を引く、やや小ぶりなアウトドアナイフです。
サイズは全長188ミリ、刃長75ミリ、刃厚は3ミリとなっています。重量は90グラム。
ハンドル材はやはりオリーブで、タングを包む方式のため、ナロータングと思われます。やはりレザー製と思われるランヤードが付いています。
レザー製のシースは「コポーナイフ」とほぼ同じ仕様と思われます。シース全長は190ミリ。
価格は10990円税込。
feast knife
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「feast knife(フィーストナイフ)」は完全なキッチンナイフスタイルなので料理向けですが、もちろんシース付きで野外で携行可能です。
鋼材はこちらもダマスカス。刃の角度が60度になっており、食材のカットがしやすいそうです。
ハンドル材はクルミとなっています。
サイズは全長268ミリ、刃長144ミリ、刃厚は2ミリです。重量は123グラム。
シースはレザー製で、やはり他と同仕様のサイズ違い。シースのみの全長は225ミリです。
価格は7990円税込。
[S’more(その他キャンプ製品)]
[S’more Online shop(OTHER GEAR)]