CASIOより |
A100、AQ-800、A120など、 旧製品の復刻やレトロデザインの製品投入を進めるカシオから、CASIO VINTAGEシリーズ新製品「A1100」がまもなく発売されます。(追記あり)
「A1100」は前面の4ボタンと金属ケース/金属ボタンの質感が印象的なデジタルウォッチです。
カシオは2021年の「A100」で旧作「F-100」のデザインを復刻して話題をさらいましたが、本作「A1100」はその金属ケースバージョンのような仕様です。デザインの原典となった製品は、「F-100」と同時期(1978年?)に発売された「52QS-14B」です。
オリジナルモデル同様、「A1100」はフルステンレスのケースが採用されています(ケースの縁の面取りが若干「52QS」と異なるようにも見えます)。前面にはヘアライン加工が施され、金属的な質感を高めている一方、縁の部分は艶あり仕上げで対比を生んでいます。また、ボタンも金属製です。バンドもステンレス製で、レトロ感のある多列タイプです。
今回発売されるバリエーションは以下の3種。他のモデルの展開を考えると、これから増えていくものと思われます。
- A1100D-1:メタルカラー系 ケースとバンドがシルバーでオリジナルに近い。
- A1100B-1:ブラック系 ケースとバンドにブラックイオンメッキ。液晶はグリーンの背景でレトロなPCのイメージ。ダイヤルにもグリーンの差し色。
- A1100G-5:ゴールド系 ケース、バンドにゴールドメッキ。ダイヤルにゴールドの差し色。
各ボタンの横には機能が刻印されており、左側が"RESET"と"MODE"、右側は"LIGHT"と"DATE START STOP"という表記になっています。ネット上の画像で見る「52QS-14」は右側の表記が"AJAST"と"SELECT RESET LAP"のようなので、新旧の差異の一つとなりそうです。
また、ダイヤル(見切り板)にはオリジナルに見られる"QUARTZ"の表記がなく、防水を示す"WR"ロゴになっています。それ以外はオリジナルの表記をよく再現しているようです。
搭載されるモジュールはNo.3503で、これは「A100」と同一のものとなります。機能としてオートカレンダー、1/10秒ストップウォッチ、アラーム・時報、LEDバックライトなどが付きます。バックライトの色はアンバーです。
サイズは横幅35ミリ、縦幅40ミリ、厚さ9.1ミリ。重量は90グラム。風防素材はミネラルガラス。防水性能は3気圧防水(日常生活防水)。電源はCR1616コイン形リチウム電池1枚を使用し、電池寿命は約3年。
価格は記事作成時点では不明。国内発売の情報も含め、判明次第追記したいと思います。
【追記:10月国内発売 時計セレクトショップTiCTAC(チックタック)から、全国の系列店及びオンラインストアでの発売が発表されています。発売日は2023年10月23日(金)より。また、10月1日(日)より予約受付開始です。価格はシルバー(D-1JF)が16500円税込、ゴールド(G-5JF)とブラック(B-1JF)はそれぞれ22000円税込。[TiCTAC] 】
[CASIO(International)(A1100D-1)]
[CASIO(International)(ViINTAGE)]
※注:並行品も表示されます