NITECORE(ナイトコア)の新作「EDC27」が発売されています。
「EDC27」は直方体型のスリムなフラッシュライトです。デザイン的には「TIP SE」のボディを伸ばしたような印象です。厚さは14.2ミリ(最薄部?・クリップ含まず)で、ポケットなどに差し込んでスムーズに携帯できますが、最大光束は約3000ルーメンと強力です。
この種の(従来のような筒型ではない)フラットで細長いライトは昨今増えつつあり、2021年発売のストリームライト「Wedge」(厚さ15.2ミリ)や、最近ではオーライトの「Arkfeld」(厚さ15ミリ)、やや形態は違いますが、WUBENの「X2」(厚さ20ミリ)などがあります。
光源にはLuminus SST40 LED2個を搭載。電源は1700mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、内部にある銅とアルミプレート、さらに高機能温度調節機能(ATR)により、バッテリー加熱を防ぎます。充電は本体のUSB-Cポートから行い、フル充電までの時間は約1時間15分です(5V/2A アダプタ使用)。
各モードの明るさとランタイムは以下のようになっています。
- Turbo:3000ルーメン
- High:1000ルーメン 1時間45分
- Mid:200ルーメン 3時間45分
- Low:65ルーメン 11時間
- Ultra Low:15ルーメン 37時間
- Strobe:3000ルーメン
操作はテールスイッチで行いますが、パワーボタンとモードボタンの2つに分けることで操作性を高めています。モードボタンはターボとストロボへのアクセス用で、半押し状態でターボ、全押し状態でストロボモードで点灯します。
また、「EDC27」はNITECOREが得意とする情報表示用のLCDディスプレイも備えています。これにより、現在の光量(ルーメン値)、残りの稼働時間(時間と分)、バッテリー電圧を確認することができます。
[センサー保護機能についての追記:ターボ、ハイ、ストロボモードで点灯中、前面のセンサーが近接した障害物を検知すると、自動で明るさをローモード(65ルーメン)に変更します。]
外装はアルミではなく、チタンコーティングを施したステンレスを採用。モナカ構造で、6本のボルトで固定されます。防塵・防水等級はIP54。1mの落下耐久も備えます。
ポケットクリップと親指レスト(ポケットに押し込む際などに役立つ)は着脱可能。
全体のサイズは135.6×31.4×14.2ミリ。重量124グラム。
価格はNITECORE Storeで89.95ドル。
[NITECORE(EDC27)]
[NITECORE Store(EDC27)]