上質なキャリーグッズを手掛けるThe James Brand(TJB)が、アメリカのレコードサブスクサービスであるVinyl Me Please(VMP/バイナル・ミー・プリーズ)とコラボした製品、「the Abbey」を発売しています。
「Abbey」は全長わずか75ミリ、幅17ミリの小さなシースナイフです。VMPは毎月厳選された特製レコードが届くサブスクライブサービスであり、「Abbey」は送られてきた箱の梱包を解き、ジャケットの包装を開封するという豊かでとても重大な目的のために作られています(もちろん通常の開梱用ナイフとして使用にしても良さそうです)。
鋼材はAR-RPM9を使用しており、生産国は中国・陽江となっています。この鋼材は、高品質なナイフを手掛ける中国のArtisan CutleryのサブブランドであるCJRBが、手頃な価格帯のモデルで採用する粉末合金であるため、製造元はArtisan Cutleryである可能性があります。
グリップにはLP盤をリサイクルしたビニール素材を使用しており、表面に溝が残っています。グリップエンドには大きめのランヤードホールが空いており、TJBの3ミリパラコードストラップ「Ulu」が付いています。ただし、ステンレス製のビーズは本作の特別仕様で、レコード盤を模したデザインです。
シースは黒染めのトップグレインレザー製で、フラットな楕円形となっており、ナイフ本体の大部分を隠すデザインです。ターンテーブルの横に置いておくことが意識されているのかもしれません。
価格は79ドル。
[The James Brand(James° × VMP)]
[Vinyl Me Please(the Abbey)]