LAMY(ラミー)の今年の新作が発表されました。
LAMYより |
ラミーは2019年の「AL-star black EMR」や、紙とアプリを組み合わせる「safari all black ncode」など、デジタルライティングの分野にすでに進出していますが、通常のボールペンとしても違和感なく使用できる「safari twin pen all black EMR」は、電子ペンや電子化した書類を多用しない人にも手にしやすい性格のモデルとなりそうです。
電子ペンとしては、「AL-star black EMR」と同様、ワコムによる電磁誘導方式(EMR)を採用しており、バッテリーやコードなどの電源が必要ないのが特徴。4000以上の筆圧レベルを検知でき、手が触れることによる誤動作が起こりにくいパームリジェクション機能も備えているため、自然で直感的に使用できます。一方、「AL-star black EMR」にあったショートカット呼び出しボタンは見当たりません。
【追記:公式対応のデバイスはこちらのページから確認可能。リストにない製品での使用の可否については、各製品の製造元へ問い合わせることが推奨されています。また、ペンチップは交換可能で、「twin pen」には0.35ミリのチップが付いているようです(光沢のある画面に適したPC/ELチップでしょうか?)】
ボールペンとしてはリフィルにLM21を使用しており、これはD1規格に相当するリフィルです(本製品に他社製D1が問題なく使用可能かは要確認)。LAMYでは他に「LAMY 2000 4色ペン」などの多色/多機能ペンや、細軸の「スピリット」などで使用されています。初期装填リフィルのインク色はブラックですが、ブルー、レッド、グリーンインクも別売で入手できます。
デザインは、サファリボールペンの軸にサファリ万年筆(またはローラーボール)のキャップを組み合わせたような、見慣れているようでいて異なるものになっています。ちなみに、「ツインペン」の名前を冠するサファリは過去にも存在しましたが、デザインはサファリボールペンに近いもので、搭載機能はボールペンとシャープペンシルでした。
軸材質は他のサファリと同じくABS製で表面はマット(梨地)となっています。軸色は現在のところブラックのみ。おなじみのワイヤークリップもブラックです。
「safari twin pen all black EMR Digital Writing」は、すでに独LAMY公式サイトなどで購入できる状態のようです。価格は同サイトにて58ユーロ。
[LAMY(ドイツ)(LAMY safari twin pen all black EMR Digital Writing)]
※記事作成時、ご紹介の製品は国内未入荷
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