レザーマンのマルチツール周辺製品の新作が発売されています。(若干炎上気味の模様)
Ainsworth EDC Premium Leather Sheath
こちらは昨今、EDCやギア趣味の界隈で見かけることが多くなった複合型シースです。ポケットナイフやマルチツール、フラッシュライト、キーチェーンといった道具をスマートに身につけることができ、細々した携行品が衣服のポケットを占有することがなくなります。
今作は同社マルチツール用スペースとフラッシュライト用スペース、鍵などを下げるためのカラビナで構成されており、ベルトループは38ミリ幅以下のベルトに対応しています。マルチツールスペースは底部に切り欠きがあり、差し込んだツールを取り出しやすくする工夫があります。カラビナはHKタイプに似たアルミ製です。
主素材にはトップグレインレザーを使用しており、同社の他のシースと比較して高級です。同素材でポーチタイプの「Ainsworth Premium Leather Sheath」がすでに発売されています。
サイズは対応するプライヤーベースのマルチツールに合わせて、Mサイズ(BondやWave、Free P2、P4など)とLサイズ(OHT、Signal、Super Tool 300、Surge用)が用意されています。
価格は各サイズ84.95ドルです。
実は今回の「Ainsworth EDC Premium Leather Sheath」、機能とデザインがTale Of Knivesの「Multitool Push Up + Keypster RTS」と酷似しています。Tale Of Knivesはアメリカの手作りによる皮革製品メーカーで、主にこのタイプのシースを生産しています。すでに中国製の類似品や露骨なコピー品も出回っているものの、レザーマン自身があからさまなアイデアの拝借を(おそらくは無断で)行ってしまったことに、失望や違和感を覚えた人も多いようで、レザーマンの公式SNSでは非難のコメントが見受けられます。
(追記:当初、"Tale Of Knivesがこの種のシースのパイオニアのようだ"としていましたが、明確な起源は不明のため、修正しました。)
Tool Pouch
一方こちらはオーソドックスな小型EDCポーチ。セキュリティー機能を充実させたバッグなどを手掛けているPacsafe(パックセーフ)社とのコラボ製品となっています。
内側は7つのポケットやスペースがあり、レザーマンのツールの他、フラッシュライトやペンなど、定番ギアを整理して収納できます。
素材は耐久性のあるナイロンリップストップ。ファスナーは耐候性のあるものが採用されています。
上部には持ち手が付いており、本体裏面には3区画に分けられたウェビング(MOLLE準拠かは不明)があります。
サイズは159×92×38ミリ。重量59.3グラム。
価格は29.95ドル。
[LEATHERMAN(Ainsworth EDC Premium Leather Sheath)]
[LEATHERMAN(Leatherman® Tool Pouch)]
[Tale Of Knives]※参考
※記事作成時、いずれの製品も国内入荷なし