2021/02/21

GERBER 2021年新製品 替刃式ツールナイフ『Lockdown』やサバイバルアックス『Bushcraft Axe』

米ナイフブランド「Gerber(ガーバー)」の2021年新製品群の中から2種をご紹介。

https://www.gerbergear.com/en-us/shop/featured/coming-soon?showAll=trueより

Lockdown Pry & Lockdown Drive

Gerberより

「Lockdown」は、機能の一つとして替刃式のナイフを搭載したマルチツールです。
昨今、汎用のブレードを装着可能な替刃式のポケットナイフが増えていますが、ガーバーは旧製品の「Artifact」や、近作の「Prybrid」など、この種のナイフを以前から手掛けていました。これらの製品は複数機能を備えるマルチツールとしての側面もありましたが、比較的シンプルなものでした。
一方、新作となる「Lockdown」は、一般的なツールナイフの機能の一つとして替刃式ナイフ(#11に対応)が搭載されるという構成になっています。また、替刃ナイフとは別に、フレームロックありの通常のナイフブレードが搭載されているのも特徴です。
価格はいずれも51ドル。

●Lockdown Pry

「Pry」は後端に釘抜き兼プライツールを搭載しているタイプです。ハンドル材一枚がそのままプライツールになっているため、一枚板ツールのように高い耐久性を期待できます。
機能は
  • ナイフブレード(刃長約635ミリ)
  • 替刃式ブレード(#11)
  • 栓抜き
  • プライバー(釘抜き、マイナスドライバー大・小)
  • はさみ
  • やすり
  • のみ
全長は約101ミリ。ナイフブレードを開いた場合は約168ミリです。

●Lockdown Drive

「Drive」はハンドル後端にビットドライバーが折り畳まれています。1/4インチ(6.35ミリ)ドライバービットが使用でき、L字状態にすることで大きなトルクをかけられるようです。
機能は
  • ナイフブレード(刃長約635ミリ)
  • 替刃式ブレード(#11)
  • 両頭ビット(2番プラスドライバー、ミディアムマイナスドライバー)
  • きり
  • やすり
  • のみ
こちらは全長約98.3ミリ。ナイフブレード展開時は約165ミリです。

Bushcraft Axe & Bushcraft Hatchet

Gerberより

ガーバーは以前から樹脂ハンドル内にナイフやのこぎりを格納できる斧を発売していますが、こちらはその系譜の新作といえるかもしれません。
ハンドル内に入っているのは防水区画のあるスティック型収納で、内部にマッチや火口を入れられます。外側にはパラコードが巻いてあります。大型の「Axe」はストレージが二区角に別れており、付属パラコードは9フィート(約2.74メートル)。手斧の「Hatchet」はストレージの区画が1つのみ、パラコードは5フィート(約1.52メートル)です。いずれもグリップはラバーがモールドされています。

「Axe」は全長約667ミリ、刃長約174ミリ、「Hatchet」は全長約387ミリ、刃長約140ミリです。カラバリとしてグレーとコヨーテブラウンがあります。
価格は「Axe」84ドル、「Hatchet」63ドル。ナイロンのブレードカバーが付いています。

その他


その他に、スイスアーミーナイフスタイルのツールナイフ Armbarシリーズには、シンプルでスリムな「Armbar Slim」が追加されています。「Cut」と「Drive」の2種があり、それぞれはさみ、ビットドライバーが搭載されています。

[GERBER(Coming Soon)]

※ご紹介の製品は発売前