「Prybrid」は、米国のガーバー（Gerber）から2019年に発表され、今年発売されたマルチツールです。ワンピースタイプのマルチツールを若干複雑化し、替刃式ナイフを内蔵しているのが特徴となっています。
大型の「Prybrid Utility 」と小型の「Prybrid X 」の2種があり、国内ショップにも並行品が入荷しています。国内価格は3000円台～となっています。
こうした一般的な替刃を使用するナイフ/マルチツールは近年増えつつありますが、この形式では単純な実用性に加え、刃物に関する制限に合わせて刃を着脱できる点が大きなメリットになり得ます。例えば、「あらかじめ刃を外しておく」、「移動時に刃のみ破棄する」、「刃のみ現地調達する」といったことが可能です。
Prybrid Utility
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「Prybrid Utility」は替刃として一般的なユーティリティナイフのブレードを使用します。スライド式のブレードはロック付き。伸ばしきると交換ができます。また、ブレードをしまった状態では、ハンドルの切り欠きがコードカッターとして機能します。
ボディはステンレス製の金属プレートをG10製のハンドルで挟んだ構造で、ハンドル後端からは金属プレートのプライバーが露出しています。全長はブレード収納時10.9センチ。
搭載機能は以下の8つ。
- ユーティリティナイフ
- プライバー（こじり）
- 釘抜き
- ワイヤーストリッパー
- マイナスドライバー大
- マイナスドライバー小
- 栓抜き
- コードカッター
カラバリはG10ハンドルの色でODグリーンとタクティカルグレーの2種。米国価格は25ドル（公式サイトでは20ドルに値下げ中）です。
Prybrid X
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小型の「Prybrid X」はブレードにデザインナイフ（アートナイフ）でよく使用される#11サイズの替刃を使用します。こちらはハンドル材がアルミ製で、プライバー側には550パラコードが巻かれています。
機能は以下
- 小型ナイフ
- プライバー（こじりバー）
- 釘抜き
- ワイヤーストリッパー
- マイナスドライバー中
- マイナスドライバー小
- 栓抜き
カラバリはパラコードの色でODグリーン、またはアーバンブルー。それぞれハンドルの色はブラック、シルバーとなっています。米国価格は23ドル（公式サイトでは18.40ドルに値下げ中）。
[GERBER]
