https://craft.lab.craypas.com/001s.htmlより |
サクラクレパスが2017年に立ち上げたデザインブランド「サクラクラフトラボ(SAKURA craft_lab)」は、これまでに001~005までの筆記具を発売していますが、新作は第一弾モデル「001」のバリエーションとなる「001S」です。
通常の「001」は2018年に「文房具屋さん大賞」を受賞しているゲルインクボールペンで、それまで国内文具メーカーの筆記具ではあまり見られなかった無塗装の真鍮軸を使用し、細部へのこだわりからくるレトロな味わいや高級感が魅力です。
001S
「001S」は、軸の上下素材に削り出しの真鍮、または洋白を使用したワントーンで、「001」の真鍮とスモークガラスのようなアクリルのコントラストとはまた違ったイメージを抱かせます。
針の穴を思わせる(アンティークメガネのテンプルをモチーフにしたという)特徴的なクリップは、"ブラスト+ツヤ有りメッキ加工"としており、通常版とは色味が異なるようです。
ペン先の出し入れは頭冠を回して行うツイスト式。形状は通常の001と同じで、頂部には桜のマークが切削され、側部には滑り止めの平目ローレットが施されています。この頭冠は古いカメラのダイヤルをモチーフにしており、回す際の感触にもこだわりがあります。
初期装填リフィルは筆記幅0.5ミリ、インク色はブルーブラックです。001/002向けのリフィルが使用可能。001用リフィルにはブルーブラックに加え、ブラック、ボルドーブラック、ブラウンブラック、グリーン・ブラックという全5種の黒インクが用意されています。
価格は真鍮(ブラスゴールド)、洋白(ニッケルシルバー)ともに11000円。発売は2021年2月中旬を予定。
ペンスタンドが付いた100周年記念製品
また、1921年の日本クレィヨン商会創業から100周年を迎えるサクラクレパスを記念し、ペンスタンド付きの数量限定モデルも発売されます。
スタンドはペンの軸と同じく真鍮、または洋白からの削り出しで、円柱を斜めに切ったデザイン。デスクに置かれていると、円柱が突き刺さっているように見えます。やはり桜のマークが切削されている他、数量限定品のみ、ペンとスタンドともに100周年記念の刻印「100th Celebration with Color 1921-2021」があるようです。限定品のみということなので、通常販売版もあるのでしょうか。(追記:ペンスタンドなしのモデルが通常版ということみたいですね)
価格は各色16500円。
[サクラクレパス(SAKURA PRESS)]
[サクラクラフトラボ(001S)]