新作となる「N1」は、同ブランド初のポケットサイズの筆記具であり、万年筆とローラーボールの2種があります。
円筒形の軸とキャップがシンプルでクリーンなデザインとなっており、キャップを閉じた状態では全長104ミリのショートサイズ、使用時はキャップを軸尻につければ146ミリのフルサイズのペンとなります。キャップの固定と密封はOリングを使用しており、素早く開閉可能です。(OHTOのタッシェを思わせますねぇ)
クリップは金属の削り出しをビス止めするタイプで、この手の金属切削ペンとしてはお馴染みですが、頑丈で信頼性の高いものとなっています。
指で触れることが多い軸の上部と下部にはローレットが施され、インダストリアルな雰囲気を強めています。
材質はチタン製、アルミ製、もしくはキャップがアルミで軸がステンレス製の3パターンがあります。
チタンモデルはグレード5のチタンを使用し、表面処理にダークグレーPVDコート、またはペトロール(虹グラデーション)PVDコートの2種があります。
アルミ製のモデルは最も軽量で、ステルスブラックのアノダイズドが施されます。万年筆のニブもこれに合わせてブラックになっています。
アルミキャップ/ステンレス軸のモデルは、キャップ部分がレッドまたはブルーのアノダイズ、軸とクリップがシルバーかゴールドを選択できます。万年筆のニブの色は軸色に準じています。
万年筆バージョンのニブは独BOCK社の180(ステンレス製)を使用し、筆記幅はEFかM。また、40ポンドの追加でチタン製のセミフレックスニブに変更することもできます。
国際標準型のカートリッジが使用できる他、2.5ポンドの追加でカヴェコのコンバーターを付属させることもできます。
ローラーボールバージョンは、標準装填のリフィルとしてシュミットのP8126を使用しています。
NAMISU「N1」はKICKSTARTERですでに目標額を達成しており、当記事作成時、アルミ/ステンレスモデルは一般販売予定価格の35%オフとなる37ポンド(約5266円)からのプレッジで入手可能でした。
[NAMISU]
[N1 Titanium Pocket Pen(KICKSTARTER)]