2020/12/25

ライトマイファイヤーの火起こしナイフがバイオ素材で再登場『Swedish FireKnife BIO CocoShell』

ファイアースターターをはじめとして様々なアウトドアギアを手掛けるスウェーデンのLight My Fire(ライトマイファイヤー)から、火起こしが可能なナイフが再登場していました。
【追記:(2021年4月)ハイマウントより国内発売されました。価格は5390円です】

「Swedish FireKnife BIO CocoShell」はライトマイファイヤーによる着火機能付きの北欧スタイルのナイフで、以前にモーラナイフとのコラボで販売されていた製品のリニューアルとなっています。また、この他にモーラが単独の製品として「コンパニオン スパーク」を発売しています。

最大の特徴として、いずれの製品もグリップ内部にフェロセリウムロッドを内蔵しており、取り出してブレードの背で擦ることで火花を散らし、火を起こすことができます。ロッドはナイフのグリップに収めるとロックされ、ロッドのグリップがナイフのグリップエンドになる一体感のあるデザインとなっています。

新しい「BIO」と旧タイプとの違いのひとつは素材で、樹脂部分(グリップとシース)に最近同社がファイヤースターターでも採用しているバイオプラスチックを使用しています。これはココナッツの皮の繊維を含んだプラスチックで、色味やテクスチャーからもそれが窺えます。
旧タイプには明るいカラーのバリエーションもありましたが、「BIO」は「CocoShell」のみのようです

ブレードは旧タイプでは刃先の鎬が薄くなる形状でしたが、「BIO」ではオーソドックスな形状です。また、旧タイプには"MORA"の刻印がありましたが、「BIO」は"MADE IN SWEDEN"の刻印のみとなっており、モーラ製か否かは不明です。
鋼材はサンドビック製の12C27ステンレスを使用しています。この素材は90%がリサイクルスチールでできています。

シースには炎の意匠があり、形状もモーラのコンパニオン用などとは若干異なっています。
フェロロッドは約3000回程度の仕様が可能。ロッドのグリップにはストラップホールがあり、革紐のストラップが付いています。

価格は49ユーロ(約6192円)。

[Light My Fire(Swedish FireKnife BIO CocoShell)]