2020/11/12

ジェットストリーム新製品 超極細ボール径の「エッジ」に3色ペンが登場『ジェットストリーム エッジ 3』

三菱鉛筆のジェットストリーム極細筆記幅モデルに、新機構搭載の3色ペンが追加されました。

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「JETSTREAM EDGE 3(ジェットストリーム エッジ 3)」は、言わずと知れた低粘度油性ボールペン ジェットストリームの超極細リフィル(ボール径0.28ミリ)を使用する3色(多色)ボールペンです。単色モデルである「ジェットストリーム エッジ」は2019年に発売され、油性ボールペンカテゴリーでは世界初である0.28ミリの極細ボールを採用したことで話題となり、大ヒットを記録しています。

新機構



(↓の文章だとナンノコッチャって感じですが、上の公式動画をご覧くださいね)
新作「ジェットストリーム エッジ 3」は特徴の1つとして、「スピロテック機構」なる新機構を搭載しています。
既存の多色/多機能ペンの多くは、筆記状態にする際にリフィルが口金(ペン先)に向かって押し出されるため、樹脂製のリフィルが少し"しなる"のが常でした。
新しいスピロテック機構では、各リフィルは所定の位置に移動してから突き出すようになっています(イメージ的に、シリンダーが回転しても弾が発射される銃口は常に変わらないリボルバーと同じ感じすかね)。これに合わせ、口金の穴を中心からオフセットしたことで、リフィルは常にまっすぐの状態で保持されます。

こうした構造によってどれほど筆記感に違いが出るのかは分かりませんが、旧来の多色ペンと違い、強い筆圧で内部でさらにリフィルがしなってしまう可能性が少なくなっていると思われます。公式の説明では"単色軸のような安定した筆記感が得られ、細かい場所へ書き込みやすい仕様"としています。

ペン先の出し入れとインク色の選択はいわゆる回転繰り出し式ですが、これまでの同種の製品ではなかった尾部のダイヤルを回して行う方式となっています。このダイヤルは軽い力で回すことができ、片手での操作も可能です。

デザイン

デザインは単色モデルに準じたものとなっていますが、やはり口金の形状が特徴的で目立つ要素となっています(この口金形状は「ポイントノーズ」と呼称するようです)。
クリップはワイヤータイプで、単色モデルでは取り付け基部が突出していましたが、今回はうまく処理されていてポケットなどに深くスムーズに差せそうです。
素材は不明ですが、単色モデルの構成から推測すると、前軸は金属、後軸は樹脂製と思われます。

カラーバリエーションはブラック、ホワイトレッド、ツートンターコイズ、ツートンレッド、ネイビーの6色。このうち、ツートンレッドとネイビーは限定色です。
ネイビーはグリップもネイビーで統一され、クリップは黒になっています。
また、ホワイトレッドは赤いクリップがアクセントになっている他、ダイヤルがホワイト、グリップはシルバーとなっています。

価格は各色2750円で、2020年11月25日発売
使用するリフィルは単色モデルと同じSXR-203-28(220円)です。

[三菱鉛筆株式会社(ジェットストリームエッジ3)]
[三菱鉛筆株式会社(プレスリリース)]