https://www.exotac.com/collections/firestarters/products/firerod-xlより |
これまで同社では、携帯性を高めた「nanoSTRIKER」や、オイルライターのフリントが使用できる「nanoSPARK」など、様々なタイプのファイヤースターターを発売しています。
fireRODはそれらの中では比較的オーソドックスなファイヤースターターですが、ハンドルはアルマイトされたアルミで、内部に火口などを入れる防水ストレージがあり、またフェロセリウムロッドは交換可能という特徴があります。一般的なモデルのように、ロッドが消耗してもハンドルごと捨てる必要がなく、長く使用できるのが利点です。
新作となる「fireROD XL」は「fireROD」の大型モデルで、使用するフェロロッドは太さ1/2インチ(約12.7ミリ)の極太仕様。通常モデルのロッド(径約8ミリ)よりもさらに長く使えそうですが、もちろん消耗したらロッドのみ取り替えることが可能です。
また、単に大型化しただけでなく、便利に使える粘着テープ(約30.48センチ)がハンドルに巻かれており、ギアの応急修理などに使えます。さらに、テープは可燃性のため、これを火口として利用することもできます。この機能は、応急修理用携帯キット「ripSPOOL」を思わせます。
グリップ内の防水ストレージは本体が大きくなった分、容積も増大しており、同社の着火が容易な火口「quickLIGHT」を4つ収納することができます(通常サイズのfireRODの場合は2つ)。キャップはネジ式でパッキンが付いており、防水性も確保しています。
明記はありませんが、付属のストラップは芯を火口として使える550Fire Cordと思われます。
ボディ材質にはアノダイズされた6061アルミを使用し、カラーはシンボルカラーのブレイズオレンジの他、OD、ガンメタル、ブラックの全4色。価格は59.95ドルです。ナイフの背を使用することを前提としているため、ストライカーは付属しないことにご注意ください。
交換用のロッド(Refill Kit)は21.95ドルです。
[EXOTAC]