2018/09/06

海外ゼブラのスティールシリーズに新モデル X-701

安くて丈夫なペンとして欧米で人気のボールペンシリーズに、上位版となるモデルが追加されました。


米ゼブラが展開するスティールシリーズは、ステンレス軸による耐久性や扱いやすいデザイン、手頃な価格で定番化している筆記具シリーズです。中でも上位機種である7シリーズ(ボールペンF-701、シャープペンシルM-701)は人気となっており、最近は日本国内でもAmazonによる輸入品が安価で入手可能です。

新発売となっているのは7シリーズの新作となるX-701で、タクティカルな雰囲気漂うデザインとカラーが目を引きます。
メインの軸材質はもちろんステンレスで、表面は反射を抑えたマットブラックフィニッシュです。
グリップ部分は、F-701を特徴づけていたローレットではなく、ワッフルパターンのような滑り止めとなっています。詳細は不明ですが、ここは梨地の樹脂パーツにも見えます(個人的にシュアファイアの旧型G2を思い出す)。
軸の上部は一段細くなっており、そこにランヤードホールが付いています。クリップは他機種と同じくポケットなどに深く差せるデザインです。
生産国はF-701と同じくインドネシア製となります。

リフィルは、従来のスチールシリーズボールペンではタンクが太いFリフィルを使用しますが、X-701ではK-Refillを使用することになっています。また、逆さ筆記や極端な温度環境でも筆記できるとなっており、ノック時などに加圧する機能が軸に備わっている可能性があります(詳細不明。誤りがあればこっそり削除しますけえのう。→【追記】やっぱりペン側に加圧機構が付いているようです)
初期装填芯の筆記幅は0.7ミリで、軸にもそれを示す表記があります。

これらの特徴に加え、さらに軍用規格相当のドロップテスト(Military Grade Drop Tested)をクリアしているようで、EDC用のペンとしても愛されるF-701をさらに進化させています。ゼブラ自身、これをエブリデイキャリーペンとしています。
ZEBRA X-701はアメリカのゼブラ公式サイトにてすでに販売中。価格は現在14.99ドルとなっていました。日本のゼブラからの正規販売が無いとしても、いずれAmazonが取り扱ってくれることを期待いたしましょう。

ちなみに、米ゼブラはF-701の樹脂パーツをメタル化するリニューアルを行っています

[ZEBRA (アメリカ)]

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