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サクラクレパス【クラフトラボ003】回転式単色ゲルインキボールペン
サクラクラフトラボは、クーピーペンシルが広く親しまれているサクラクレパスが2017年の夏に立ち上げた高級デザインブランドで、最初の製品であるゲルボールペンの001と002がすでに発売中です(過去記事)。
新たに加わる003もやはりゲルインクボールペンです。今回はポケットやバッグに入れての持ち運びを想定しているそうで、全長は110ミリ、軸径が13ミリとコンパクト、なおかつシンプルなデザインとなっています。
軸素材はアルミ、または真鍮無垢材からの削り出しで、どちらも後軸が通常の磨き仕上げ、グリップ部(前軸から先端)が細かなブラスト処理(梨地)となっています。とくに真鍮軸の場合、使い込むことで2つの処理が馴染んでいく経年変化が楽しめるそうです。
やはり素材によって重さはかなり変わり、ゴールド(真鍮)モデルで55グラム、シルバー(アルミ)モデルでは30グラムです。
ペン先の出し入れは頭冠を回すことによるツイスト式。頭冠のデザインは縦のローレットと頂部の桜の刻印が印象的で、アンティークカメラのダイヤルをイメージしたという001のデザインを引き継いでいるように見えます。
また、グリップ部と口金部の造形は前作と同じくクーピーをイメージさせるものになっています。
リフィルはボール径が0.8ミリで、型番はR-LGB08B。今回が初出のものと思われます。価格は200円税別です。
ボディはシンプルな円筒が大部分を占め、さらに今回はクリップもありませんが、真鍮モデルでは内壁の一部を厚くし、アルミモデルでは真鍮棒を軸内に縦に差し込むことでバランスに偏りを出しており、起き上がりこぼしの原理で転がりを防止しています。
SAKURA craft_lab 003は価格8000円税別で、2018年9月下旬に発売予定。手の混んだ構造のためか、前二作よりもお高くなっていますね。
取扱予定ショップは公式サイト製品ページで順次公開となるようです。(前作はネットショップでは取り扱いが少なく、戸惑った方もいるのではないでしょうか)
太く短いボディ、剛性感も高そうな素材と形状、さらにツイスト式という構造はポケットなどにゴロっと入れておきやすく、いつも携帯したいペンになりそうです。
[SAKURA craft_lab (003)]