2018/06/03

CRKTからナイフのメンテに便利なマルチツール Knife Maintenance Tool

有名カスタムナイフメーカーによる魅力的なデザインを手頃な価格で提供するコロンビアリバー社(COLUMBIA RIVER KNIFE AND TOOL)より、ナイフのメンテナンスに便利な小型ツールが発売されています。

https://www.crkt.com/knife-maintenance-tool.html より

CRKTのKnife Maintenance Toolは、ナイフ(とくにフォールディングナイフ)のメンテナンス時にあると便利なツールを凝縮したコンパクトなツールです。
機能は
  • T6トルクスレンチ
  • T8トルクスレンチ
  • タングステンカーバイトシャープナー
  • セラミックホーニングエッジ
  • 栓抜き
  • マイナスドライバー(兼プライツール)

ハンドル部の材質はガラス強化ナイロン、重さは62g程度に抑えてあり、全長も68.63ミリとコンパクト。キーチェーンツールとしても携行しやすいサイズと重量となっており、野外でも愛用ナイフのトラブルに対応できます。
可動するアーム2本にトルクスレンチが付いているのが特徴の一つで、ハンドルやピボットにトルクスネジを使用した折りたたみナイフの場合、それらが緩んでもすぐに締めつけができます。もちろん、クリップがトルクスネジ固定であれば、その着脱にも役立ちます。先端はビット式で取外し可能なようです(6.35ミリかは明記なし)。
シャープナーはセラミックとタングステンカーバイトの2種が付いています。

デザインは同社の栓抜き+先割れスプーン IOTAや、シートベルトカッターとシャープナー一体型のMICRO TOOL & KEYCHAIN SHARPENERなど、ナイフ以外、またはナイフに付随したツールのデザインを多く手がけているTom Stokes氏です。氏はこの他にも、モンキーレンチとカラビナが一体となったマルチツール Guppieや、LEDライト付きのコンパクトなビットドライバー GET-A-WAY DRIVERのデザインにも参加しています。

CRKTのKnife Maintenance Toolは、トルクスネジの調整にも対応できる(&栓抜きもある)点が、コンビを組むナイフによっては他の小型シャープナーよりも強みになりそうです。一方で、スティックタイプのシャープナーは付いていないため、波刃のナイフに対応できない点はネックになるかもしれません。米国では価格29.99ドルで発売中。国内にもいずれ大手ナイフショップなどに入荷するものと思われます。

[CRKT]

※記事作成時、ご紹介の商品は入荷なし
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