2017/01/25

レザーマン新製品は小粒感?&CRKTのSnailor

今年もベガスで開催され、無事閉幕した世界最大規模の銃器・ハンティング・アウトドア用品の展示会ショットショーで、レザーマン新製品が発表されました。ご興味がある方はどういった印象をうけたでしょうか。

Leatherman New Knives & Multitools - SHOT Show 2017 (Going Gearによる動画 )

スケルツールKBxはスケルツールのハンドルを独立させたようなフォールディングナイフです。クリップには栓抜き機能付き。
CS3はジュースのハンドルを独立させたナイフレスツールで、栓抜きとコルクスクリュー、ハサミが一体となっています。
その他に、ジュースハンドルにストレートブレードとセレーションブレードを付けた二刀モデル、B2も登場しています。

付随的な製品としては悪くないものの、ブランドがレザーマンだけに、妥協のないマルチツール新製品を期待していた向きからは失望の声も上がっているようです。とくに去年はガーバーのCenter-Driveがあったので、正面から対抗する製品はすぐには難しくとも、なにかしらぶち当ててくる期待感はありました。また、ショットショーはそれにふさわしい場所の一つだったのではないでしょうか。
とはいえ、ラインナップが膨れ上がり、すでに価格・用途別で主力となる製品がある中、大きな話題となるような、なおかつ充分に実用的な新製品を生みだすのは、やはり容易ではないのでしょうね。(あ、トレッドみたいに斜め方向に行くのも個人的にはアリです)。
ちなみに上記製品はどれも25ドル程度になる模様。国内正規品はどこまで上がるんでしょ。


その他のメジャーどころのマルチツール関係はすでに発表済みのものが多かったですが、個人的に一番気になったのは、新製品情報を見逃していたコロンビアリバーCRKTのSNAILOR(マジですw)。デンマークのカスタムナイフメーカーJesper Voxnaes氏によるツールのCRKT版であり、量産版です。オリジナルと違い、リングはカラビナのようにスプリング入りのゲートになっているようです。小さくなってカラビナ無しのSNAILOR COMPACTも同時に登場。材質は304ステンレスでサンドブラスト加工。(あくまで)かわいいカタツムリの栓抜きです。CRKT SNAILORは14.99ドル、COMPACTは9.99ドルです。
ちなみにVoxnaes氏はボーカーの三徳包丁でiFデザイン賞を受賞しています。