ビクトリノックスより |
Victorinox(ビクトリノックス)の予想外の新製品、コンパクトなカードウォレットのコレクションが発売されました。オランダのSecridの製品をベースとしたものとなっています。
Secridとは
Secrid(セクリッド)はオランダのデザイン会社で、その前身となるデザインスタジオ DSIから20年以上に渡りカードホルダーを手掛けてきたという実績を持っています。1995年の「Bodycard」、2003年の「Secrid」を経て、2009年にはアルミ製の機能的なカードホルダー「Cardprotector(カードプロテクター)」を発表し、レッドドット・デザイン賞を受賞しています。現行の製品もこの「カードプロテクター」をベースとしており、オランダで製造されています。
ビクトリノックス カードウォレットコレクション
今回ビクトリノックスから発売されるのは、 「アルティウス Secrid エッセンシャル カードウォレット」、「アルティウス Secrid レザー カードウォレット」、そしてビクトリノックスの多機能性を加えた「スマートカードウォレット」の3種です。(価格はアメリカ価格を記載)
ベースとなるアルミ製の「カードプロテクター」内はRFIDブロック付きで、4~6枚のカードを収納可能。Secrid公式サイトの説明によると、6枚収納の場合はそのうちエンボスカードが1枚、5枚収納の場合はそのうちエンボスカードが3枚入ります。下部のレバーを操作すると、内部のカードが段状にせり出し、目的のカードを選び出しやすくなっています。
アルティウス Secrid エッセンシャル カードウォレット & アルティウス Secrid レザー カードウォレット
●「Altius(アルティウス)Secrid エッセンシャル カードウォレット」は、Secridの「カードプロテクター」と同一品と思われ、前面にビクトリノックスのロゴがあしらわれています。
カラーバリエーションとして、チタン、シルバー、ブラック、そしてビクトリノックスらしいレッドがあり、価格は各55ドルです。
●もう一つの「アルティウス Secrid レザー カードウォレット」は、「カードプロテクター」にレザーウォレットを足した構造。本体内の4~6枚のカード収納に加え、レザーのカバー部に3つのカードスロットがあり、さらに紙幣や名刺を挟むフラップも付いています。カバーはスナップボタンで閉じておくことができます。
レザーカバーの一部が格子状の型押しで飾られており、アルミハンドルのアーミーナイフのギョーシェ加工を模していると思われます。また、スナップボタンにはビクトリノックスの出発の年である"1984"の刻印があります
カラバリはレッドとブラックの2色で、価格は各140ドル。
スマートカードウォレット
「カードプロテクター」にお札などを挟めるマネーバンド、そしてビクトリノックスの「スイスカード」を組み合わせた多機能ミニ財布。
「スイスカード」といえば、カードサイズのケースに複数のスモールツールを仕込んだビクトリノックスのマルチツールで、本作では以下の8機能を備えています。従来型ではケースに付いているはずのスケール機能(インチ、センチ定規)は無いようです。
- ピン
- つめやすり
- マイナスドライバー 2.5ミリ
- はさみ
- つまようじ
- ピンセット
- 加圧ボールペン
- 緊急時用ブレード
カラバリはディライトフルゴールド(スイスカードは黒)、シャープグレー(スイスカードは黒)、アイコニックレッド(カードプロテクターは黒)の3種。価格は各100ドル。
[ビクトリノックス(スマートカードウォレット コレクション)]
※記事作成時、国内入荷なし