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| LEATHERMAN GARAGEより |
LEATHERMAN（レザーマン）の実験的少数生産ライン GARAGEの新作が発売、数分で完売となりました…（遅報御免）。前作は「40th Anniversary Tool」。
今作「Harvest」は、意外にもキャンプ/ブッシュクラフトで使い勝手が良さそうなシンプルなフィクスドブレードナイフです。
鋼材は靭性や耐食性に優れたステンレス S35VNを使用し、刃は一般的な小刃（マイクロベベル）が付いたものに見えます。グリップは白いG10製で、タングを両側から挟んでボルト留めのようですが、タングの形状（フルタング？）については明記されていません。
刃長は108ミリ、全長は231ミリです。刃厚については記載なし。ブラウンのやや古風なレザー製シースが付属するようです。
本作「Harvest」は、太平洋標準時2023年9月19日午前9時に公式サイトにて販売開始、今までのシリーズ製品と同様、数分で売り切れとなった模様。価格は250ドルです。そろそろこのGARAGEから得たアイデアを生かしたレギュラー製品の新作にお目にかかりたいものです。
（余談）マルチツールメーカーのブッシュクラフト向けフィクスドナイフとしては、ビクトリノックスの「VENTURE（ベンチャー）」が記憶に新しいですが、あちらはマルチツールとしての側面も盛り込んでいたのに対し、「Harvest」は多機能性を持たないシンプルな製品で、"マルチツールメーカーが作るナイフ"としてある種の対局となっている点は興味深いですね。
[LEATHERMAN GARAGE（Batch #006: Harvest）]