GOAL ZEROより |
2009年の設立以来、高品質なパワーバンクやポータブルソーラーパネルなどを手掛け、昨今の日本のキャンプシーンでは小型充電式ランタン「LIGHTHOUSE micro」が大人気のGOAL ZERO(ゴールゼロ)から、新作の大型エリアライトが発売されています。
「Skylight」は、伸縮する三脚と多数のLEDで広範囲を照らすエリアライトです。内蔵バッテリーで単体での使用も可能ですが、同社のポータブル電源「Yeti」シリーズを接続することで、より長時間、高出力で使用できます。ポタ電を使用した最大時には本体を中心として周囲150フィート(約45.72メートル)を照らせます。
搭載されているLEDの総数は168個に及び、上部に放射状に広がる"花びら"に設置されています。この花びら6枚はそれぞれ上下180度に可動し、光の広がりを調整することができます。光色は電球色に近い温白色となる3250kです。
下部は1本の支柱と三脚で構成されており、支柱の伸縮により、約1.22メートルから約3.82メートルまで高さを変えることができます。また、三脚はそれぞれ独立して伸縮可能で、固定のためのU字型杭も付属するため、様々な地形に対応できます。この杭は未使用時も本体脚部に取り付けておけるので、紛失も防止できます。
オン/オフや光束の変更は、有線コントローラーのボタンを長押し/短押しで行います。コントローラーにはバッテリー残量インジケーターも付いています。
内蔵のリチウムイオンバッテリーを用いた場合の明るさとランタイムは以下のようになっています。
- Low:400ルーメン 8時間
- Med:1350ルーメン 2.5時間(バッテリー保護のため、経過後は明るさを自動で調整)
- High:3500ルーメン 1時間(バッテリー保護のため、経過後は明るさを自動で調整)
- Boost:使用不可
前述のように、本作は同社のポータブル電源「Yeti」と接続することで最大のパフォーマンスを発揮します。仮に大型大容量の「Yeti 1500X」で使用した場合、明るさとランタイムは以下になります。
- Low:400ルーメン 375時間
- Med:1350ルーメン 125時間
- High:3500ルーメン 45時間
- Boost:6000ルーメン 20時間
折りたたんだ際の本体サイズは113.54×14.48×14.48センチ。重量は本体のみ5.5キロ、ケースを含むと7.5キロとなかなかの重さになります。防水性能はIPX4(防雨)。
付属品は円筒型の保護ケースと、車の12vソケットから電源を取る際のアダプター。ケースにはキャリングハンドルとショルダーストラップも付いており、(重いとはいえ)持ち運びに便利です。
価格は299.95ドル。
[GOAL ZERO(Skylight)]
※記事作成時、ご紹介の製品は国内入荷なし