国内アウトドア・スポーツ用品メーカーのエバニュー(EVERNEW)から、「深山」の新作二本が追加されます。
2022年に同社から発売された「深山小刀(ミヤマコガタナ)」は全長113ミリ、刃長49ミリ、重量はわずか12グラムというウルトラライトなミニナイフでした。軽さに加え、ステンレス製のスケルトンハンドルで汚れにくく、刃はタッチアップしやすいのも特徴です。シースは特殊防刃生地を使用しています。
新たに追加となる刃物は「深山」をシリーズ化した「包丁」と「剣鉈」の2種。グリップのデザインラインが「小刀」とは異なっていますが、いずれもやはりスケルトンハンドルで清潔を保ちやすく、軽量に作られています。
深山包丁(EBY660)
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「深山包丁」は全長176ミリ、刃長97ミリの小振りな包丁です。大きさからするとペティナイフと言ったほうがいいかもしれません。こちらも重量は22グラムと非常に軽量です。
日本製で、とくに刃は包丁の刃付けを得意とする職人が手掛けているそうです。小さいことに加え、緩く湾曲したデザインはアウトドアでの調理に使い勝手が良さそうです。鋼材は刃物用ステンレス鋼とされています。
価格は10450円税込。シースは付属しないようです。
深山剣鉈(EBY661)
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「深山剣鉈」は全長277ミリ、刃長159ミリの剣鉈。133グラム。野趣のあるヒルトと、「包丁」同様にやや湾曲したスタイルが特徴的です。
刃部の根本から中間まではハマグリ刃で、中間から先端までは刃が薄い(公式曰く"包丁の刃付け")という手の込んだ作りになっており、薪割りにも料理にも使えるそう。
日本製で鋼材はステンレス。価格は33000円税込とけっこう張りますが、関のナイフビルダーが一本一本制作しています。不可解なことにシースについての記載が見当たりませんが、当記事作成時点では発売日程が未定とのことで、なんらかの仕様変更があるかもしれません。追記:発売されました。鞘の付属の有無についてはやはり不明瞭ですが、木製の鞘の画像が公式インスタグラムにアップされています。
[EVERNEW(ナイフ)]