主にチタンを使用して高品質で軽量なアウトドアギアを作るVARGO(バーゴ)から、新作となるナイフ2種が登場しました。
素材はもちろんチタン(TC4)で、硬度は50~52HRCと低めですが、錆びず、非常に軽量です。また、グリップエンドが同社の象徴となる"V"型になっており、このデザインは同社の現行のナイフ共通のものとなっています。
また、同社の製品は国内では株式会社ケンコーが扱っており、いずれこのナイフも国内入荷するものと思われます。
KaTi WC-1
「WC-1」は小型のフィクスドブレードナイフ。軽快な見た目の通り、本体重量はわずか29グラムという軽さ。シースを含めても48グラムです。
全長は173ミリで刃長73ミリ。ブレード形状はストレートなワーンクリフ。グリップ部はフルタングのスケルトンハンドルです。
シースはカイデックス製で、ベルトループなどは見当たらないため、そのままバックパックに入れたり、ネックストラップを付けての携帯が適していそうです。
ちなみに同社は似たデザインで、グリップがカラビナになった「チタニウム ワーンクリップナイフ」を出しており(廃盤?)、本作はその後継品となりそうです。
価格は95ドル。
KaTi TC-2
「TC-2」はフォールディングナイフ。同社のチタン製フォールディングナイフとして「SOBATA」(全長180ミリ前後)シリーズがありますが、「TC-2」はそれらより短く、軽量です。
全長はオープン状態で160ミリ、クローズ状態では87ミリで刃長は65ミリです。ブレードの形状はシープフッド。重量は44グラムです。
ハンドル材はカーボンファイバーを使用しており、ブレードの固定はライナーロックとなっていおり、ブレードのサムホールを利用してワンハンドオープンが可能と思われます。
価格は125ドル。
[VARGO(KaTi WC-1)]
[VARGO(KaTi TC-2)]
※記事作成時、国内入荷なし