2022/11/05

パイロット新製品|性能が向上した消せるボールペン『フリクションボールノックゾーン』

FRIXION BALL KNOCK ZONE Collaboration with Creative Personより

ヨーロッパで2006年、国内で2007年に登場して以来、すっかり「消せるボールペン」として社会に定着した感のあるパイロットの「フリクション」シリーズに、新たなインクを搭載した新モデル「フリクションボールノックゾーン」が登場します。

「フリクションボールノックゾーン」は新デザインの軸(3種)に新リフィルを搭載し、ユーザーの要望に応えてより濃く、長く書けるようになったフリクションです。これまでインクの薄さや消費の多さが不満だったユーザーにとっては待望の製品となりそうです。発売は2022年11月18日。


新替芯

搭載される新リフィル「フリクションボールレフィルver.2」は金属製で、パイプ内径が広くなったことで、インク容量は現行フリクションボール単色用替芯比70%増量、筆記可能距離は約40%長くなっています。また、充填されている新インク、「プレミアムフリクションインキ」は、現行フリクションボール単色用替芯と比べ、ブラックで30%、レッドとブルーで15%濃度を高め、視認性が上がりました。この新リフィルは、現行単色用と同形状のため、既存のフリクションボールやフリクションボールノックに使用可能なのも嬉しいところです。

リフィルのみの価格は2本セットで550円税込。ボール径は0.5ミリと0.7ミリで、それぞれ黒・赤・青のインク色があります。


新ボディ

新デザインの軸は高級志向で、3300円タイプ、2200円タイプ、550円タイプの3種があります(いずれも税込)。

共通仕様として、ペン先の出し入れはクリップをスライドさせるクリップスライドノック式。内部の追加バネにより、従来のフリクションボールノックよりも78%ノイズを低減しているそうです。軸尾には消字用ラバーが付いています。軸材質は樹脂で、前軸と後軸の中間にくびれがあります。

また、口金内部に三又形状のパーツがあり、これがリフィルの先を掴むことで、筆記時のがたつきを抑制し、安定した筆記ができます。

最上位の3300円タイプ(LFBKZ-3SEF)は軸がマットブラックで、グリップにはマーブル調の樹脂を使用し、マーブル模様が一本ごとに異なるようです。カラバリはマーブルグリップの色でインスピレーションレッド、インスピレーションブルー、インスピレーショングリーンの3種。口金はシルバー。搭載リフィルは黒の0.5ミリです。

2200円タイプ(LFBKZ-2SEF)もマットブラックの軸がベースで、グリップは木製(樹脂含浸カバ材)です。カラバリはやはりグリップ部の色で、ディープレッド、ダークブラウン、ブラックの3種。口金はシルバー。搭載リフィルは黒の0.5ミリです。

お手頃な550円タイプ(LFBKZ-50EF&LFBKZ-50F)はマットな軸にグリップがラバー、口金はクリアかスモーククリアになっています。搭載リフィルは黒の0.5と黒の0.7が選べます。カラバリは0.5ミリ版がオールタイムブラック、ニュートラルクリア、ミッドナイトネイビー、ブレークタイムベージュ、ファーストライトピークの5種。0.7ミリ版では最初の3種のみとなるようです。

[FRIXION BALL KNOCK ZONE Collaboration with Creative Person]※こちらの特設サイトでは、各界のクリエイターとコラボレーションしたコンテンツが公開されるそうです。

[パイロットコーポレーション(フリクションボールノックゾーン)]

※発売日は11月18日