米ナイフメーカー、Ontario Knife
Company(オンタリオ)から、オールドヒッコリーシリーズの新作2種が追加されます。当記事作成時点では近日発売となっており、価格不明→米国価格を追記しました。同シリーズとしてはちょっとお高め?
Ontario knifeより |
オンタリオの「オールドヒッコリー」は、長い歴史を持つキッチンカトラリーシリーズです。多くのモデルが炭素鋼を用い、ウッドグリップを真鍮のリベットで固定しているのが基本構成で、未だにアメリカ製造であることや、素朴な雰囲気と手頃な価格(ほとんどが10ドル~20ドル台)が魅力です。2019年には、このフォーマットで作られたナイフにレザーシースを付け、野外で携行しやすくした「オールドヒッコリー アウトドア」が登場しています。
フォルダー
新作はこの「オールドヒッコリー アウトドア」シリーズで初となるフォールディングナイフ「Old Hickory Outdoor Folder」です。同ブランドのナイフらしく、シンプルで素朴な味付けが特徴となっています。
鋼材は炭素鋼(HRC56~58)で、やはりグリップはハードウッド(ウォルナット)製。ピボットなどは真鍮ピンとなっています。
ドロップポイントのブレードは開く際に指を掛けるため、横長のホールが開いています。刃の固定機構はないスリップジョイント式。開刃時全長は142ミリ、刃長は74ミリです。折りたたみ式のため、シースは付属しないと思われます。
価格は54.95ドル。
マチェット
もう一つの新作として、マチェットタイプの「Old Hickory Outdoor Machete」も登場。
もちろんこちらも鋼材は炭素鋼(HRCは57~59)、ハンドルはウォルナットです。刀身は黒く塗装されているように見えます。
指を守る鍔(ヒルト)があり、グリップ端部は手から抜けるのを防ぐ鳥のくちばしのようなシェイプとなっています。ハンドルにはソングホールも開いています。
全長は396ミリで、マチェットとしては若干小振りと言えますが、同シリーズでは最大のサイズです。こちらはレザーシースが付属。
価格は96.65ドル。
[Ontario Knife Company(Old Hickory Outdoor Folder)]
[Ontario Knife Company(Old Hickory Outdoor Machete)]
※記事作成時、ご紹介の製品は発売前